みなさん、仕事や勉強で気が進まなくて取りかかりが遅くなることありませんか?
アナログライフハッカーと名乗っているまーくんですが、実はアナログの作業をするときに、苦手で気が進まないものもなかにはあります。特に、手書きで文字を書くときはなかなか抵抗があり、スムーズに取りかかることができません。
その他にも、勉強をしなければならないとき、参考書やノートを開かねばならないのですが、つい抵抗を感じて取りかかりが遅くなってしまうことありますよね。
今日はそういう苦手な作業をどうすればスムーズに取り組みやすくなるのか、そして瞬時に集中力を高める方法をご紹介します。
1 原理はパブロフの犬と同じ
Dog vs Hose / Zach Dischner
苦手なものに取り組むのは苦痛です。しかし、ある手順を踏んで取り組めば簡単にできるようになります。それは「パブロフの犬」の原理を応用させることから始まりました。
「パブロフの犬」とは、パブロフが“ベルを鳴らしてからエサを与える事を繰り返した結果、ベルを鳴らしただけで唾液を出すようになる”という実験から、条件反射を発見しました。
パブロフが行なった実験はこちらです。
・イヌにメトロノーム(ベル・ホイッスル・手拍子・足踏みと言う説もある)を聞かせる。
・イヌにえさを与える。イヌはえさを食べながら唾液を出す。
・これを繰り返す。(上記の二つのプロセスを条件付けという)
・すると、イヌはメトロノームの音を聞いただけで、唾液を出すようになる。
(Wikipediaより)
2 ポータブルプレーヤーとプチ缶詰で集中力を高い状態へ
ぼくは、仕事のときに集中したいことがあると空いている部屋に移動し、ウォークマンなどのポータブルプレーヤーで音楽を聴きながら作業することがあります。
集中したいときに聴く音楽を決め、作業をしていたら、いつのまにかその音楽を聴けば集中力が高い状態から取り組めることに気づきました。
職場でポータブルプレーヤーなんて使うことはできないとお思いかもしれませんが、会議室など空いてる部屋などを利用してプチ缶詰状態を作り上げるのはいかがでしょうか?
そうすると自分の取り組みたい作業に集中できる環境が整います。その上で、人目を気にすることなく、ポータブルプレーヤーで集中したいとき用の音楽を聴くのです。
これを何度か繰り返していくと、その音楽を聴くだけで、集中力が高い状態にもっていくことができます。
手順はこちらです。
・ポータブルプレーヤーで決まった音楽を聴く。
・作業に取り組む。
・これを繰り返す。
・すると、その音楽を聴くだけで、集中力が高い状態になる。
3 そのための準備
これを実践するためには何度か繰り返していくしかありません。
音楽を聴けば集中力を発揮する状態を作らなければなりません。作業をしながら聴くので、集中力を切らすような音楽を選ばないようにしましょう。
選ぶポイントは、
歌詞が入っているとその言葉に気をとられてしまったり、勝手に脳が反応したりするので歌詞がないものを選びましょう。
気を取られすぎず、眠くなるようなものでもなく、長く続く音楽がいいと思います。
ぼくはクラシック音楽からブルックナーという作曲家の交響曲を使っています。激しすぎず、穏やかすぎない曲を選んでいます。
その音楽は集中したいとき以外は聴いてはいけません。その音楽を聴けば集中するという条件反射を崩してしまうからです。
これらの音楽を聴けば、すぐに集中力が極限状態になって苦手なものでも効率よく作業に取り組めます。
4 さいごに
抵抗のある作業でも、音楽を聴けば集中した状態になり、取りかかりやすくなります。
音楽を聴くことに抵抗を感じる人は少ないと思います。音楽を聴いて条件反射で集中する、苦手な作業もこれで一気に終わらせることができると思います。
まーくんです。
1984年生まれ。主体性と変化のある生き方を目指してライフハックなどを研究しながら経験値を高めています。仕事ではデジタルツールが使いこともあって、アナログ系なライフハックをお届けすることもあります。ブログ『masaya5923.com』を書いています。