「習慣化」のための自己サポート集 0、イントロダクション

どうも、「iPhoneと本と数学となんやかんやと」のchoiyakiです。今回からは、「習慣化力を高めるためのヒント」として、習慣化に役立ちそうなことをいろいろと書いていこうと思っています。

生活に溶け込ませること

これまでたくさんのことを習慣化してきました。
失敗もいっぱいしてますし、今の生活でも習慣として根付いていることはそんなに多くはありません。
習慣化に挑戦しては、一定期間ずっと続けることができ、でもそんな習慣でも途絶えてしまうこともありつつも、また再挑戦して続けることができるようになる。そんなことの繰り返しです。
実際、今の生活で習慣として毎日続けることができていることは、「毎日ブログを書くこと」「毎日日記を書くこと」「毎日本を読むこと」の3つくらいでしょうか。あ、あと「早起き」も習慣としては根付いてくれています。
毎日早起きし、ランニングに取り組み、ブログも書き、本を読み、数学の勉強をし、日記を書くなんてことを続けていた時期もありました。が、今の生活でそれをすべてやろうと思うと、一つ一つがとてもちょびっとしかできなくなってしまい、それでは不完全燃焼でかえってモヤモヤするだけだということに気付いたため、必要最低限の習慣を、なんとかちまちま続けている、という感じです。
「習慣」との付き合い方は、基本的にそんな感じでいいんだと思っています。
無理に詰め込むのではなく、今の生活に溶け込むように、継続したい事柄を一日にいくつか入れていく。
それが、習慣化にとってはかなり大切なことなんだ、と。
そんな考えに至るまでに、何年も費やしながら、習慣化に挑戦しては失敗し、またがんばっては継続できなくて落ち込み、を繰り返してきました。

習慣化にもがきながら教訓として得たことを自分のブログにまとめ、を繰り返し、かなりの数のエントリを残すことができています。
ただ、ついちょっと前に、ブログを引越したため、それらのエントリはやがては埋もれていく運命にあります。
また、ブログには書いていないけれども、習慣化するために取り組んでみたことや、やってみてこれは有効かもと思ったことなんかもたくさんあります。
そこで、一度それらをある程度系統立ててまとめていこう、と思い立ちました。この、「アシタノレシピ」という場で。

必要に迫られていない、から、工夫やらがいる

勝手に根付いている習慣は、難なく毎日こなすことができます。
一日の行動の中で、誰に言われるでもなく毎日きちんと継続している事柄を挙げてみると、その多さに驚きます。
歯を磨いたり、お風呂に入ったり、洗濯物をたたんだり、ゴミを出したり。
一方で、自分で何かを習慣化しようとするのは、なかなかに難しい。
早起きを挫折した人、ダイエットに失敗した人、ランニングが三日坊主に終わってしまった人。

「習慣として勝手に根付くもの」と「習慣化が難しいもの」には、決定的に違う点があります。
「必要に迫られているか否か」です。
ご飯を食べる、という行為は、毎日欠かさずやります。空腹によってそれをせずにはいられなくなるため。食べる必要に迫られるためでしょう。
一方で、おそらく多くの人が、歯磨きやお風呂に入ることなんかは、毎日親や保護者に促されながら取り組み、習慣化して行ったのではないでしょうか。
ぼくも幼いころ、歯磨きやお風呂に入るのがあまり好きではありませんでした。なんとかなまけようと、やらないで済まそうと画策していました。
たぶん子どものころは、歯磨きやお風呂に入るってことが、必要なこととあんまり思えなかったのでしょう。
なので、誰に言われるわけでもなく、歯磨きやお風呂に入ることができるように、習慣として根付くまでに、かなりの年月を要したように思います。
今は、口の中の不快感が歯磨きをせずにはいられなくさせてくれますし、虫歯になったときのめんどうくささも身にしみてわかっているので、一日も欠かさず歯磨きをする気になります。
お風呂も、入らないと不快になりますし、20歳ごろから皮膚が弱く、体がすぐにかゆくなるようになったため、お風呂に入らずにはいられません。
対してランニングなんかは、1年以上毎日走っていた時期もあったのですが、「必要に迫られて」いるわけではないので、なんとか継続を絶やさないことに必死でした。で、今は途絶えてしまっています。

「習慣化したい」と思う行為は、それが必要に迫られていることではないために「習慣化したい」と思う、願う。必要に迫られていれば、勝手に習慣化されていくものですもの。
「習慣化したい」と思う行為は、長期的に見れば絶対やっておくべきと感じる、必要だと思うことのはず。でも、一日二日しなくたってまず問題ではないことばかりでもあります。
つまり「習慣化したい」と思うものは、勝手に習慣化してくれるものじゃないので、なにも工夫を講じなければ、毎日続けることができるようにはなりません。自分自身をサポートしてやる必要があります。

おわりに

自分が習慣化したいと思ったことを、自分が習慣化できるように、自分をサポートする。
でも、そのサポートはずーっと必要なわけではありません。
習慣は重たい歯車のようなもので、回しはじめるときが一番力がいります。
ある程度は力を込め続けないと、回りはじめ、回り続けてはくれません。が、一度回りはじめると、それまでよりも格段に回しやすくなることもまた事実です。
ここで書くことが、みなさんが歯車を回しはじめ、回し続ける助力になってくれれば。
そんな思いで書いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

では、お読みいただきありがとうございました。

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