“メモ帳とノートの違い”をハッキリさせることで書いた内容を無駄にしない!

A photo by Alejandro Escamilla. unsplash.com/photos/y83Je1OC6Wc

メモ帳とノートの違いをハッキリさせたところで、使い方は人それぞれなんだと思っています。

しかし私はわりと白黒ハッキリさせたいタイプでございまして、自分の中でもメモ帳とノートをごちゃごちゃに使ってるのが気持ち悪いな〜なんて思った時期があったものですから、今回この二つの違いをハッキリさせることで、書いた内容が無駄にならないってことを伝えておこう!と思った次第です。

学生の時は先生に「ここはテストに出るからしっかりノートを取っておくように!」と言われましたが、社会人になってからはノートを取るではなく「メモしとけよ!」と言われるようになりました。

なぜ学生の時はノートで、社会人になってからはメモなのでしょうか?その理由もハッキリさせておきましょう!

メモ帳とノートの違い

メモ帳とは

私が普段メモ帳として使っているのは、アナログでは『付箋』『ミスプリントの裏紙』で、デジタルでは『WorkFlowy』です。

付箋や裏紙の使い方を今更説明するまでもありませんが、とにかく思いついたら素早く書くようにしています。

WorkFlowyは日付と共にメモしたい内容を入力しているだけですが、深く考えたい内容とメモはハッキリわかるように分けて入力しています。

そして私がメモとは何か?を一言で伝えると“何かを思い出すキッカケ”です。

例えば「明日の朝にゴミ捨てすること」をメモしておくならば「明朝 ゴミ」とメモしておきます。

これだけ書いて明日起きた時に見える場所へ貼っておけば、ゴミを捨てるんだってことを思い出すことが出来ますよね。

他には「アシタノ 本5冊」と書いておけば、今月のテーマのためにオススメの本を5冊選ばなくてはと思い出せます。

思い出せると言いましたが、きっとこれらのメモを見てその内容を思い出せるのは私だけでしょう。つまり、メモは自分だけが後で思い出せれば良いのです。

自分が後から“何かを思い出すキッカケ”を書くことがメモだと考えています。

ノートとは

私の使っているノートはアナログで『トラベラーズノート』、デジタルでは『Evernote』を使用しています。

ノートの最大用途は考えをまとめる、また記録として残すことだと思います。

例えば現在進行しているプロジェクトについて考えをまとめるために書き出したり、進行状況を記録として残すために書くのがノートです。

後で自分が見てわかることはもちろんですが、ノートは自分以外の誰かが見たとしてもわかるように書いておくべきものです。

使用用途を間違えると使いづらい

メモ帳にはメモ帳の、ノートにはノートの使い方があると説明しましたが、これらの使い方が逆になった場合、実に使いづらい物となってしまいます。

後でやろうと思ったことをメモ帳ではなくノートに書いてしまった場合、またすぐにノートを開く機会があれば良いですが、そうでなければ、後でやろうと思ったことを思い出されるのがだいぶ先になってしまう可能性があります。

ノートへメモ書きをしてしまうと、思い出すタイミングで思い出せないだけでなく、そのメモ書きが既に実行された処理済みの場合でも、ノートを開いた時にそのメモについて「あれ?これはなんのことだっけ?」と考えなくてはなりません。

メモ書きというのは、書いた内容が実行された時点で削除されなくてはいけません。いけないと言うのは、無駄に脳のメモリを使ってしまうことになるからです。

別な言い方ではウィルパワーを無駄に消費するということ。ウィルパワーについてはこちらを参照して下さい【この本を読んで確実に集中力をコントロール出来るようになった!ポイントはウィルパワー!『自分を操る超集中力』著者:メンタリストDaiGo | LifeReformer)】

実は昔の私は、メモ書きも全て保存しておくべきだと考えた時期がありました。

その時はB5のノートを常に持ち歩き、思いついたこと、考えたいこと、覚えるべきことなど何でもかんでもその1冊のノートに書いていました。

処理済みのメモ書きは二重線で消し、残しておくべき内容には赤ペンで丸をつけたりしていたのですが、結果としてそのノートはとても見辛い物となり、読み返すべき時に読み返したい内容が見つからないという状況に至りました。

そんな経験を経て、“何かを思い出すキッカケ”を書くだけならメモ帳へ書き、後々残しておきたい内容や、じっくりと考えたい内容についてはノートへしっかりと書くようになりました。

まとめ

学生の時は後で黒板の内容を見返す必要があるから「ノートに取っておくように!」と言われ、社会人になってからはやるべきことを適切なタイミングで思い出せるように「メモしとけよ!」と言われるようになったのですね。

しつこいようですが、どちらもそれぞれ適した使い方があります。それは私とあなたでは使い方が違うかもしれませんが、それでもメモ帳とノートはしっかり使い分けることが、書いた内容を無駄にしない一番の方法だと考えています。

次回はメモ術とはちょっと離れまして、アシタノレシピ9月の共通テーマ『秋の夜長にお奨めしたい5冊』をご紹介したいと思います。

今回も最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

LifeReformerのぱすも(@jpasmo)でした!

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