こんにちは、さいんぽすとのイチ(@kumacharo115)です。
今回は、「目標をたてることが苦手な人でも、自分を成長させ、人生を楽しむレシピ」はお休みして、月イチテーマ「秋の夜長にお奨めしたい5冊」を紹介します。
自己紹介でもさらっと触れましたが、私には3人の子供がいます。
一番上が5歳なのでまだ子育ては始まったばかりですが、それなりに子育ての知識と経験を持っています。
子育ては実践を通して学ぶことが多いものの、子育て初心者にとっては、やはり本から得る知識に助けられることは多々あります。
有効な知識を知らないだけで、しんどい子育てをしている人はたくさんいると思います。
「これさえ知っておけば子育てのすべてがうまくいく」という魔法のようなテクニックはありませんが、知っておけば今より少し親と子供の笑顔を増やせる方法はあります。
読んだとき「もっと早く知りたかった!」と思える5冊を選んでみました。
子育てが楽しくなるおすすめ本5冊
子どもの本当の気持ちが見えるようになる本/原坂一郎
子供は親がやってほしくない困った行動をするので、つい大きな声で怒ってしまいます。
でも、子供は決して悪気があるわけではありません。(ある場合もあるかもしれませんが)
子供が困った行動をしてしまうのは、「子供の事情」があるからです。
その事情を理解すれば、子供の気持ちが見えるようになるので、今までよりイライラしなくなり、子供を怒る回数が格段に減ります。
子供を怒ってばかりという人や子供の気持ちが分からない人におすすめです。
私のブログでこの本の書評を書いているので、参考にしてみてください。
【参考】子どもの本当の気持ちが見えるようになる本 by 原坂一郎 – 自然と子どもを怒る回数が減る!理解してほしい「子どもの5つの事情」 | さいんぽすと
「親業」に学ぶ子どもとの接し方/近藤千恵
子供の気持ちをきちんと理解していますか?
あなたの気持ちは子供にきちんと伝わっていますか?
実は、親と子供の会話は、想像以上にお互いに伝わっていません。
親は、子供の気持ちを分かったつもりになっているし、親のいうことを子供が正確に理解していると思っています。
だから、お互いが「どうして分かってくれないんだ!」とぶつかってしまいます。
そうなってしまうのは、聞き方と伝え方がうまくできていないから。
本書では、どうやって子供の話しを聞けばいいのか、親の気持ちをどうやって伝えればいいのか、を学ぶことができます。
私のブログでこの本の書評を書いているので、参考にしてみてください。
【参考】「親業」に学ぶ子どもとの接し方 by 近藤千恵 – 子供の自立を促すコミュニケーションをしよう! | さいんぽすと
がんばらない成長論/心屋仁之助
子育てには、「~しなければならない」がつきものです。
「親はこうあるべきだ」「子供はこうあるべきだ」という思い込みを抱えていて、それが自分をがんじがらめにして苦しくなってしまいます。
生まれたての赤ちゃんには、このような思い込みは一切ありません。小さい子もまだ思い込みは少ないでしょう。だから、子供は好きなものを好きといえるし、自由にのびのび育っていきます。
本書を読んで、子供を観察してみると、いかに自分が思い込みにしばられているか気づけます。
子育てをメインテーマにしているわけではありませんが、自分の心のあり方を変えることで、子育ても楽しめるようになります。
私のブログでこの本の書評を書いているので、参考にしてみてください。
【参考】がんばらない成長論 by 心屋仁之助 ― 今の自分を受け入れることで成長する! | さいんぽすと
幸せになる勇気/岸見一郎・古賀史健
「嫌われる勇気」の続編で、アドラー心理学をテーマにした本です。
アドラー心理学には、子供を自立させるための教えがたくさんつまっています。
たとえば、子育てで褒めることも叱ることも否定します。これらは縦の関係からくる言葉だからです。子供を尊敬する「横の関係」を築くことが大切だといいます。
私のブログでこの本の書評を書いているので、参考にしてみてください。
【参考】幸せになる勇気 by 岸見一郎・古賀史健 - 自分の運命は自分で作り出す! | さいんぽすと
とんび/重松清
テレビドラマ化されているので、ご存知の方も多いかと思います。
妻に先立たれた不器用な父が、男手ひとつで子供を育てていくお話。
母がいないさみしさを抱える子供、子供への愛はあふれているけど不器用ゆえに子育てに苦悩する父、そんな親子を支える周囲の人たち、みんな温かいんです。
各章ごとに泣かされます。子供がいる人には特に刺さります。
読み進めていくうちに、「この子がいてくれてよたった」という気持ちが湧いてきて、子供をギューっと抱きしめたくなります。
毎日子育てをしていると、思い通りにならずイヤになることもあります。
そんなときにこの本を読むと、子供がいてくれることへの感謝の気持ちを思い出せます。
あとがき
私の子育ての中心になっている本を紹介しました。
子育ては楽なものではありませんが、楽しくすることは可能です。
子供との時間はいつまでも続くものではありません。たった20年しかないのです。
せっかく与えられた子供との時間。できる限り笑顔の時間を増やしていきたいものです。
毎日を楽しくする情報を発信するブログ「さいんぽすと」を運営しています。おもしろそうなことを見つけると、すぐ行動するのが特徴。広島ぶろがー会主催の一人。3人の子供たちとの時間を大切にしつつ、自分の時間も楽しんでいます。
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