お金の管理でこだわるべきは金額ではなく「お金の流れ」

こんにちはー! ブログ「今、夢に生きる」を運営しています、はぎたかしです。

今回は、お金の管理をするにあたって大切なポイントを一つだけピックアップして書いてみたいと思います。

私はもともとお金のことが好きですし、金融関係の仕事をしていることもあって、お金と上手に付き合う方法にはいつもアンテナを張っています。

けれど、テクニックはいろいろとあるものの、一番大切なことはやっぱりシンプルなところに落ち着いていくものです。

今回書きたいのは、「これを知ったおかげでお金の管理をスタートして続けることができたなぁ」という、お金管理のベースになっている部分。

それを一言で言えば、タイトルの通り「お金の管理でこだわるべきは金額ではなく、お金の流れを作ること」となります。

もう少し詳しくお話しましょう。

金額よりもお金の流れ

お金についての本を何冊も読んでいくと自然と感じることですが、異口同音の箇所がいくつも出てきます。

表現は違えど、言い方は違えど、言ってることは同じ、という部分ですね。

そんな異口同音の代表の一つが、今回書きたい「金額よりも流れを大事にする」というもの。

私の好きな2冊から、引用してみましょう。

まずは神田昌典さんの『非常識な成功法則』から。

重要なのは稼ぐ額ではなく、お金の流れなのだ。先月より、今月の銀行残高を増やす。毎月毎月残高が増えていくことを死守するのである。たとえ一〇〇円でもいいから、お金が入ってくる流れを作る。(中略)なぜこれほどお金の流れについて重要視するかといえば、お金が出て行く流れを作ってしまうと、それが癖になってしまい、その流れを変えるのがむずかしいからである。(『非常識な成功法則』p202)

もう一つは、本田健さんが訳されているハーブ・エッカーの『ミリオネア・マインド』から。

「管理するほどお金がない」と理屈を言う人は、考え方を一八〇度転換する必要がある。「十分なお金を持てるようになったら管理する」のではなく、「お金の管理をするから、十分なお金が持てる」のである。(中略)一ドルしかなければ、その一ドルを管理するのだ。(『ミリオネア・マインド』p150)

「流れ」の正体は、生活習慣

私たちは、ついつい「管理するほどのお金はない」とか「管理したところで、手元に残せる金額なんてたかが知れている」と思ってしまいます。

が、実は金額は二の次でいいんです。

大切なのは、「手元にお金が残る流れ」を作ること。

もう少し言葉を変えれば「お金を手元に残す生活習慣」ができること、なんです。

いったんお金を手元に残す生活習慣ができれば、自然とお金は貯まっていきます。

逆に、「お金が出ていく流れ」がいったん習慣になってしまうと、いくら稼いでも結局手元に残りません。

金融の仕事をしていて肌身で感じることの一つは、「収入(入ってくるお金)と資産(その人の手元に残っているお金)は全然関係ない」ということ。

収入が1,000万円あったとしても、全然手元に残っていないという話はザラにあります。

なので、多くの人にとって、お金で不自由をしないためのステップは、「お金が残る流れを作る」⇒「収入を増やすチャレンジをする」の順番が、現実的で取り組みやすいはずです。

「お金を管理したとしても、せいぜい数千円手元に残せるかどうかだしなぁ」と思うと虚しくてやっていられません(笑)

なので、金額にこだわるのはいったん止めて、「お金に好かれる流れを作ろう」と考えてみてはいかがでしょうか。

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