こんにちはー! ブログ「今、夢に生きる」のはぎたかしです。
私の連載では、お金と上手に付き合う方法を一緒に考えていければなぁと思っています。
今回のテーマは「自分の時給を把握すれば、支出を自分軸で判断しやすくなる」です。
時給というと、アルバイトやパートなら分かりやすいですが、フリーランス、さらにサラリーマンとなると自分の時給をパッといえる人は少なくなるんじゃないでしょうか。
けれど、働き方にかかわらず、自分の時給を把握していると、お金を支払うとき「平均」だとか「相場」だとか「83%の人はこれを選んでいます」といったような売り文句に惑わされにくくなります。
値段は同じでも等価とは限らない
どうして時給が分かっていると、平均に惑わされにくくなるんでしょうか。
それは、「自分にとって高いか、安いか」を判断しやすくなるからです。
この「自分にとって」というのがものすごく大事なところ。
同じ値段のものでも、等価だとは限らないからです。
例えば、一時間で10,000円稼ぐ人が10万円のセミナーに出るとなったら、10時間分の仕事で参加費をまかなうことができます。
一方、同じく10万円のセミナーでも、時給が1,000円の人にとっては、かなりハードルが上がります。なにせ参加費を払うだけで100時間働かないといけません。
値段は同じ10万円。
けれど、かたや10時間の仕事、かたや100時間の仕事。
表示されている金額は同じでも、その人の時給によって、全然「コストが違う」わけです。
時給を基準にすれば真剣な判断がしやすくなる
確かに平均や相場というのは参考にはなります。
ただ、それが「自分にとって高いか安いか」は、最後は自分で判断するしかありません。
このとき「ふーん、5,000円か。セール中みたいだし、相場よりだいぶ安いかなぁ」と考えるのと、「5,000円かぁ。買うのに自分が3時間働くだけの価値があるかなぁ」と考えるのとでは、全然違います。
時給を把握すると言っても、細かく一円単位まで計算する必要はありません。
1,900円、2,300円、3,100円など、大まかにでも十分です。
それだけで、お金を払うときの判断にグッと真剣味が加わるはずです。
やりすぎて窮屈になってしまってもいけませんが、買うかどうか迷ったとき、自分にとって価値があるかどうか分からないときには、時給を軸にして考えてみると判断しやすくなるかもしれません。
はぎたかし(@takashi_h7)です。好きなことは先延ばしせずに今やろう!をメインテーマにしたブログ「今、夢に生きる」をやってます。広島在住、一児のパパ。1985年生まれ。仕事は金融。広島ぶろがー会の主催メンバーの一人。
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