大切な子育ての記憶を失わないためのEvernoteを使った子育て術【私の仕事道具と仕事術】

アシタノレシピ1月の月イチテーマは、「私の仕事道具と仕事術」。

仕事術というテーマですが、私は子育てを取り上げます。子育て術とでもいいましょうか。

子育てを仕事といってしまうことに若干の抵抗はありますが、仕事と子育てに共通するところは多く、子育てに応用できる仕事術なんかもあります。

会社と違って他に変わりがいないという意味では、仕事より大切なものです。

今回は、Evernoteを使った子育て術を紹介します。

子育ての記録をEvernoteに保存する

子育てに関するあらゆる記録をEvernoteに保存します。

私がEvernoteに保存している子育ての記録は、次のとおり。

  • 成長の過程
  • 病気や怪我
  • 子供の言葉
  • 作品
  • 行事や出来事
  • プレゼントやお祝い

それぞれ説明します。

成長の過程

生まれたときにはただ泣くことしかできなかった赤ちゃんが、成長するにつれて少しずつできることが増えていきます。

首すわり、寝返り、寝返り返り、お座り、つかまり立ち、ハイハイ、立つ、歩く。

その過程を日付とともにEvernoteに記録します。体重も定期的に測って記録しています。

思い出になるだけではなく、検診のときに必要となるデータでもあり、必要なときにさっとデータを取り出せます。

病気や怪我

普通の風邪は別として、特殊な病気や怪我の記録は残しておいた方がいいでしょう。

我が家の場合、熱性けいれんを繰り返しているので、それを記録しています。とっさのときでも、記憶に頼らず記録を見返して対応することができます。

子供の言葉

親なら誰もが同意してくれると思いますが、子供の言葉はかわいいしおもしろいです。

覚えたての言葉を使って話すから、言い間違いやユニークな言い回しがあったり、子供ゆえの純粋な言葉もあります。

今、子供との会話を楽しんでいたとしても、数年後にはそのほとんどが記憶からこぼれ落ちてしまっていることでしょう。

だから、子供の言葉を記録しておくべきです。

写真を撮るのは多くの人がやっていますが、子供の言葉は文字に起こさないと記録されません。

かわいい言葉、おもしろい言葉、うれしい言葉、驚いた言葉。すべてが宝物です。

作品

子供が書いた絵、作った折り紙やねんどなど、それを見ているだけで、子供の成長を感じられ、幸せな気持ちになります。

しかし、それらの作品すべてを現物のまま保管しようとすれば、膨大な量になってしまいます。

そうはいっても、なかなか捨てられないのが親心。

だから、それらを写真に撮ってEvernoteに保存します。

写真として保存しておけば、思い出すことはできるので、手放すハードルが下がります。

行事や出来事

子供にはたくさんの行事があります。

そのときの写真とともに、子供の様子や言葉、自分の気持ちを記録しておけば、写真だけを見るより鮮明に思い出すことができます。

プレゼントやお祝い

子供の成長に従って、プレゼントやお祝いをたくさんいただきます。

いつ、誰から、何を、どのくらいもらったのかを記録しておけば、お返しするときやあげる側の立場になったときに役立ちます。

Evernoteを使う理由

子供の記録を残すには、デジタル、アナログ様々なツールがありますが、私はEvernoteを使っています。

その理由は次のとおりです。

いつでもどこでも閲覧できる

Evernoteであればパソコンでもスマホでも同じデータにアクセスできるので、いつでもどこでも閲覧できます。

紙のノートに記録している場合、手元にあるときしか見れないし、検索できないので必要なデータを探すのが一苦労です。

あと、いつでもどこでも見られると、ニヤニヤできるんです。仕事で疲れたときも、子供の懐かしい思い出に浸って癒されます。

家族で共有できる

Evernoteなら夫婦で子供の記録を共有することができます。

データを共有できるので、2人がそれぞれ記録する必要はなく、Evernoteや記録が得意な方に任せておけばいいのです。

どちらも苦手な場合は、項目を分担するのもいいでしょう。

記録があるから子供の今を大切にできる

わざわざ手間をかけてまで記録するのにはちゃんと理由があります。

どんな楽しいことやうれしいことであっても、時間の経過とともに記憶から失われてしまいますが、Evernoteに保存しておけば、いつでも記憶を掘り起こすことができます。

また、子供は毎日少しずつ成長していくので、常に一緒にいる親はその変化を感じにくいもので、大きくなるにつれて、イライラして怒ってしまうことも増えます。

そんなときでも、成長の記録を振り返ることで、泣くしかできなかった赤ちゃんがここまで成長してきたこと、自分が子供の大切に思ってきたことを再確認することができ、感謝の気持ちが湧いてきます。

記録は過去に起こった出来事にすぎませんが、それを目にすることで、今の解釈が変わり、子供との今を大切にすることができるのです。

あとがき

子供はあっという間に大きくなっていきます。昨日できなかったことが、今日はできていたり。

子供のことをどんなに大切に思っていても、親の記憶はどんどん薄れていってしまいます。

だからこそ、記憶だけでなく記録として残しておきたいものです。

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