「習慣化は、スーパーマリオブラザーズをやるがのごとく」。
今回はそんなお話。
どうも、「iPhoneと本と数学となんやかんやと」のchoiyakiです。
ぼくの3つ年上に、「時代を変えた有名なヤツ」がいます。その名は、「ファミリーコンピュータ」。通称「ファミコン」。
物心ついたころには家にはファミコンといくつかのソフトがあり、親は麻雀を、ぼくはレーシングゲームなどを楽しんでいました。
そしてファミコンといえば、「スーパーマリオブラザーズ」。
ぼくは「スーパーマリオブラザーズ3」を買って、必死になってやりこんだ記憶があります。手からファイヤーボールを出すのはもちろん、しっぽがついたりカエルやタヌキに変身したり。おもしろくて夢中になってやってました。
ぼくくらいの年代であれば、マリオが敵にあたってやられてしまったときの音、誰でもすぐに頭に思い浮かぶんじゃないか、と思います。それほどまでに夢中になってやりこんだのが、「スーパーマリオブラザーズ」でした。
習慣化は、、、
これまで「「習慣化」のための自己サポート集」では、習慣化するために有効な方法・考え方をいくつか伝えてきました。これらを実践してもらえれば、必ず習慣化できること間違いなし!と言い切りたいところなのですが、実際はそううまくはいってくれません。おそらくは、習慣化に失敗してしまう、継続が途絶えてしまうときがくると思います。
継続し始めれたかなぁーと思っては途絶え、ダメだったと落ち込む。またやってみようと思い立ち、でもやっぱり続かず、めげる。あぁ、やっぱダメなんや、もういいや、とやめてしまう。
いやいやいや、やめちゃうのはやいはやい。もったいないもったいない。
習慣や継続に関する名言は、探すとわんさか出てきます。
人は習慣によってつくられる。すぐれた結果は、一時的な行動ではなく、習慣から生まれる。
アリストテレス才能とは努力を継続する力である
羽生善治小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道
イチロー
こんなすごい人たちも、習慣の力はすごいもんだと認識し、心奮い起つような名言を残しています。
そして、ふと思いました。こういう名言って、実は自分に向けて言っていたんじゃないのかな、と。超一流の人たちにとっても、習慣化や継続するってのはなかなかにキツく、自らを奮い立たせるための言葉として数々の名言が生まれていったのではないかな、と。
習慣化は、誰にとっても難しい。
なら、そりゃ挫折することもあるわけで。
はじめからうまくいかないことなんか当たり前なわけで。
習慣化したい、と思うのであれば、失敗しても落ち込まず、何度も挑戦していけばいいわけで。
そう、「スーパーマリオブラザーズをやるがのごとく」。
習慣化は、失敗してからがほんとうのはじまり
「スーパーマリオブラザーズ」をしていてマリオが敵にあたってやられたとき、「うっわぁ、、、やられてもうた。。。もうあかん、もうできひんわ。。。」
なんていちいちがっくりきて落ち込んで、戦意喪失してしまう、なんてことあるでしょうか?
すぐに「Game Start」を選び、またやりはじめます。やられてもめげることなく、なんどもなんども。やられてもやられてもクリアに向けてもう一度チャレンジしたわけです。マリオが敵にあたってやられてしまったときの音がすぐに思い出せるほどに。
習慣化も、それと同じような気持ちでいきましょう。失敗もなんのそので、何回も、何回でもチャレンジです。
「スーパーマリオブラザーズ」では、なかなかクリアできないステージがあっても、何度もなんども挑戦することでやがてクリアできるようになったと思います。それは、一回一回の挑戦で、少しずつクリアに向けて修正していくことができたから。何度も挑戦し、失敗することで学び、失敗が次に活かされていきます。ある程度コツ的なもの、うまくいくための方法がちらほら見えてきます。
ただ、習慣化ではゲームのようにはうまくいかない部分ももちろんあります。
ゲームは即座にフィードバックがかえってくるため、修正がしやすく、気軽にその修正を試し、うまくいくか検証することができます。フィードバックから修正の検証までが短く、簡単で手軽です。
習慣化ではそうはいきません。数日、数ヶ月単位で見ていかなければいけません。時間がかかります。なので、ただやみくもにやってればいい、というわけにはかない。
そこで大事な役割を果たすのが「記録」です。記録が必要。これは前回や前々回にも述べたこと。
「スーパーマリオブラザーズ」では、ゲームオーバーになると、もう一度やるか確認されます。またやられた、けどクリアしたい。じゃあもう一度チャレンジだ!ということで「Game Start」をまた選択することになります。続けるかどうかの確認がなされるわけです。
習慣化もそう。
一度失敗すると、「失敗しても、やっぱり続けたい何か」がないと、次また習慣化にチャレンジしようという気持ちにはなりません。
毎日の読書や、ブログ書き、日記書きやランニング。。。他にもいろいろと習慣化にとりくんできました。今、毎日継続できていることもあれば、継続が途絶えてしまったものもあります。でも、その両者に共通することが一つあります。
それは、「どれもが一度は習慣化に挫折し、失敗したことがある」ということ。
いきなり習慣化が成功するはずもなく、たいてい一度は失敗します。でもこの失敗は、大切な役割を担ってくれます。「確認」できるんですね。習慣化しようとしていることは、ほんとうに自分にとって必要なことなのか、って。
そこで、「失敗したけど、やっぱ継続的に続けていきたい。習慣化したい」と確認できれば、失敗を踏まえてどうしていこう?と考えることができます。
「失敗しても、やっぱり続けたい何か」が自分の中にあること。習慣化には、それが絶対必要です。
自信を、少しずつ育てる
例えば、「ランニング」。習慣化するのが難しく、今もまた途絶えてしまっているのですが、1年以上毎日継続できた時期がありました。
でもそれはいきなり継続できたわけではなくて。数度の挫折がありました。
朝起きたと同時に身支度をし始めて走ったり、通勤の一部をランニングに置き換えてみたり、走れたら走ろう、と試みたり。
結局はどれもが長続きせず。でも、走ることに慣れ、無理なくランニングにくりだせるようになり、継続しやすくなっていきました。
習慣化に失敗するたびに「それでも、やっぱり走りたい」という気持ちを確認できました。
記録をとっていたため、一ヶ月の間に何回走りに行けたか把握していましたし、その数が増えるとうれしくもありました。
時間はかかったものの、少しずつ「できるさ」という気持ち、自信を育てることができたように思います。
今は、自分のために使える時間が限られていて、ランニングすることができていません。このアシタノレシピを書いたり、自分のブログを書いたり、数学を学んだりする時間を優先的に確保しているからです。
何かをするには、なにかをしない決断も必要なわけです。
でも、その気になれば、ランニングに時間を割り振ることさえできれば、いつでもランニングを習慣化できる。そんな風に思えるほどには、ランニングの習慣化に対する自信はあります。
いきなり100点は難しいので、20点、30点からはじめいきましょう。何回でも挑戦するうちに、気づけば100点近い結果に至っていると思います。
何度もなんども。「スーパーマリオブラザーズをやるがのごとく」。
おわりに
失敗してもまたやってみる。ちょっと修正して試してみる。
習慣化に限らず、大切にしたい姿勢です。
習慣化は、「スーパーマリオブラザーズ」をやっているときのように、ちゃちゃっともう一度「Game Start」できるわけではないかもしれません。
でも、習慣化に失敗したって、必要以上に落ち込む必要なんてこれっぽちもないってこともまた事実。
その事実を思い出すためにも、ぜひ次の言葉を心に抱いていて欲しいと思います。
そう、「習慣化は、スーパーマリオブラザーズをやるがのごとく」。
では、お読みいただきありがとうございました。
数学好き、数学を学んでもらうのんもっと好きな、数学楽しんでもらえたらすばらしく嬉しい30歳くらいの者です。教える職業しており、日々研鑽中。
「iPhoneと本と数学となんやかんやと」ってブログをかれこれ5年ほどやらせてもらってます。自分が好きなことや、やってみて学んだことについて、ぼちぼちと書いていきたいです。
よろしくお願いします!!
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