こんにちは。@Lyustyleです。
この春ご入学のみなさまおめでとうございます。
お子様は、そろそろ給食が始まりお友達もできてきた頃でしょうか。
さて、そろそろ宿題をもらってくる時期ですね。子どもにはぜひ家庭学習の習慣をつけさせたいとおもっていらっしゃることと思います。
どうやったら、習慣をつけさせることが出来るのでしょうか。
帰ってきてからの行動をルーチン化
小さな頃から、「家に帰ってきてから寝るまでの一連の行動はこうなんだ」ということを身につけさせてあげたいものです。
たとえば、「ただいま」から始まり、くつを揃えて脱いで、部屋でランドセルをおろします。
帽子をかけ、ランドセルの中から教科書やノートをだします。
お手紙の入ったファイルや連絡帳はすぐにお家の方に渡します。
着替えが終わったら、すぐに宿題を始めます。
ここまでの流れはできたらみにつくまでお家の方もいっしょに付き合ってあげたらいいですね。
もしお仕事などでお家の方がいない場合、この段取りを絵にしておくなどして順番がわかるようにしておきましょう。
そのさい、一つ終わるごとにその絵をくるっと裏返すとか、ホワイトボードで作っておいてひとつひとつ丸をつけるなどして、確実にすすめていくことができるようにします。
こうして、宿題までが帰宅からの流れで自然に流れるようにしてあげましょう。
それからは遊びにいってもいいのですが、そこからの流れはここでは割愛します。
宿題をするのは楽しいことという気持ちを持たせる
勉強を始めるようになった子どもたちには、勉強は楽しいものだという気持ちを持たせてあげたいものです。
我慢とか艱難辛苦を乗り越えてとか、苦あれば楽ありなどの気持ちで勉強するなどは、まだ先のこと。
習慣化するまでは、「大好き」という気持ちを持つことができるようにしてあげることです。楽しさがないと続きません。
ここでのカギは、「いっしょに」ということです。横についてあげていっしょに楽しむつもりで宿題に取り組ませましょう。
お仕事などでみてあげられない場合は、帰宅してから子どもが頑張った成果を満面の笑みで承認してあげましょう。「よくできたねえ」というお家の方の声と笑顔が、勉強は楽しい!に結びつきます。
少々字が汚いとか、間違えているということなどに目くじらをたてる必要はありません。間違いなどもクイズ形式にするなどして楽しく直させてあげてください。ちゃんとやった、楽しくやったということが習慣化のためには大事なのです。
予習を大事に
小学校では、中学年くらいまでは予習してきなさいということをあまりいいません。でも宿題以外に予習をする習慣をつけておくと,高学年になってから学習への取り組む態度や理解にとってよい影響を及ぼします。
教科書を開いて「明日の国語ではどんな勉強をするのかな」とパッと見ておくだけでも授業の時に「あ,昨日見てきた」という既習感が生まれ、学びへのハードルが低くなります。
まとめ
継続,習慣化には楽しさが必要です。
そのためには、保護者も心に余裕を持って、一緒に楽しむくらいの方がいいでしょう。
それではまた2週間後に!
小学校の教師を33年間勤めています。
渡部昇一氏の「知的生活の方法」を読んで以来,忙しい中にも知的生活を求め続ける人生を送りたいと思ってこれまでやってきました。
2008年よりブログ「知的生活ネットワーク」をやっています。
BLOG:知的生活ネットワーク
Twitter:@Lyustyle