お久しぶりです。ハックの哲学のイド♂(@idomars)でございます!
2017年5月の月イチテーマ、「私が手放せない文房具・ガジェット」として、便利な文房具をご紹介します。
手書きで考え事をしたいけど、ノート・手帳はムダな気がして使えない
わたしは基本的にデジタルツールで物事を考えますが、アイデア出しをする際は紙を使うことが多いです。しかし、ノートや手帳は使っていません。なぜなら、ノートや手帳にムダを感じるからです。
わたしは最終的にPC上で情報を編集します。よって、すべての情報はデジタルで保存されている必要があります。そのため、手書きで何か考え事をしても、最後は書いた内容を写真にしてデジタルデータとして保存します。
ノートや手帳で上記の作業を行うと、写真を撮ったページはもう不要になります。しかしノートや手帳はページが束になっています。するとそのノートや手帳を使い切るまで、不要になったページを常に持ち運ぶということになります。
ムダです。
こう思うのは、わたしがアナログツールに「紙一枚とペン」という機能しか求めてないからです。ノート・手帳の過去のページが持っている「記録」の機能は、デジタルが担っているから、機能が重複するのです。
そんなわたしが「紙一枚とペン」を携帯するために使っているのが、本日紹介するリヒトラブ キャリングポケット for TRAVELです。
リヒトラブ キャリングポケット for TRAVELを使う理由
下の写真にあるオレンジ色のケースがリヒトラブ キャリングポケット for TRAVEL(以下キャリングポケット)です。
キャリングポケットの機能紹介と共に、わたしがこの文房具を使う理由を3つ挙げます。
ちなみに一緒に写っているペンは三菱鉛筆 多機能ペン ジェットストリーム 4&1 0.5です。ジェットストリームはAmazon 多機能ボールペン売れ筋ランキング1位~11位を独占しています(2017/05/20時点)。とりあえず安くて書きやすいボールペンが欲しかったら、これを買っておけば間違いないという一品で、外出時は常にポケットに入れています。
1. A4用紙をコンパクトに収納できる
キャリングポケットは、A4用紙を三つ折りで収納できます。
▼開くとまずパスポートやカードを入れるポケット(左)と、飛行機のチケット等を入れるポケット(右)があります
▼その次に、A4用紙を三つ折りにして収納できるポケットがあります
わたしはA4用紙を5枚程度を入れていますが、入れようと思えば10枚ぐらいは入ります。
一時期、A5サイズのバインダーでA5用紙を持ち歩いていたのですが、A5用紙は一般ではあまり使われておらず、新品を買わないと手に入らない上、発想を広げるには窮屈さを感じました。一方、A4用紙は裏紙を使える上に、発想するにあたり、A5用紙よりは窮屈さを感じません。
▼下記記事で紹介した0秒思考でもA4用紙の使用が推奨されています。
もうひとつ問題だったのが、バインダーは用紙そのものよりも大きいのでかさばるということです。A5サイズのバインダーを買っても、A5サイズのカバンに収まらないという問題が発生します。
その点、キャリングポケットは、A4を持ち運べる上に、外寸はA4三つ折りサイズとほぼ同等のコンパクトさを実現しています。横幅はiPhone SEの高さと同等です。スーツの内ポケットにも、パーティーバッグにも入る大きさなので、結婚式参列中に「あっ、ブレストしないと!」となった場合でも、焦らなくて済みます。
2. 筆記具と一緒に持ち運べる
紙だけであればバインダーで持ち運ぶことができますが、バインダーでは筆記具を収納することはできません。キャリングポケットではそれができます。
▼一番後ろのページにポケットがあり、そこにペンやふせん等の筆記具を収納できます
紙と筆記具と付箋をセットで収納できるキャリングポケットなら、「紙だけ持ってきたけど、ペンがない!」という悲惨な状況にならなくて済むので、安心です。A4を三つ折りにして持ち運べるケースは他のメーカーからも出ていますが、わたしが購入を検討した時点で、筆記具を収納できるほど大きなポケットが付いているのはキャリングポケットだけでした。
3. どこでも書ける
キャリングポケットのカバーは、曲がりはしますがそれなりに硬いので、カバー上に紙を置いて文字を書くことができます。
何かを書き残したいと思ったとき、常に紙をどこかに置いて書ける状態とは限らないので、どんな状態でも書けるというのは大きなメリットです。
キャリングポケット自体がそんなに大きくないので、片手で支えてていてもそこまて疲れないというのもいいです。
ただ、キャリングポケットはカバー表面に細い横溝が入っているので、線を引くとデコボコになります。清書はできませんのでご注意を。
まとめ
今回は、リヒトラブ キャリングポケット for TRAVELを紹介しました。
デジタル派だけど、たまに紙で発想を広げたくなる人にオススメの一品です。これでいつでもどこでも、自由に目標をタスクに分解することができます。嬉しくて小躍りしたくなっちゃいますね。
それでは、よいタスク管理を!
色は、オレンジの他にも、黒・ネイビー・ベージュ・オリーブがあります。
イド♂です。スイス・ドイツを経てイタリアで妻と子どもと生活しています。社会人になってからほぼ1年に一回、転勤や部署異動をしている経験から、多視点からのタスク管理論が持ち味です。ひばち(@Evaccaneer )さんと二人で、タスク管理イベント「TaskFreaks!!」を主宰しています。
テーマ別で下記2つのブログを運営していますが、現在のメインは「TaskArts」。Twitterですべてのブログの更新情報を流しています。
座右の銘 : 「生きるとはタスク管理することである」