みなさんこんにちは、うさぼう(@usabo_tweet)です。
5/27に東京ライフハック研究会Vol.17が開催されました。
私はそこでLT(ライトニングトーク。5分間ショートプレゼン)をさせて頂きました。
LT準備を通じて、心から伝えたいことを研ぎ澄ますことができたのでその方法を紹介します。
ステップ0 心から伝えたいことを探そうと思ったきっかけ
きっかけはひとつの動画でした。
大絶賛された感動のプレゼンテーション「e-Education」 (ICC FUKUOKA 2017 カタパルト・グランプリ)
この動画を観てすぐにFacebookでシェアしながら、こういうプレゼンを自分もやってみたいなと思いました。でもいったい自分は何を伝えられるんだろう?この自問から、僕の3ステップは始まりました。
【せっかくなので紹介させて下さい】
▼三輪さんのプレゼンを初めて拝見したのは2015年のブロガーズフェスティバルでした。
ブロフェス2015オープニングセッションのプレゼンと感想記事から学んだこと
▼昨年には東ラ研で貴重なLTを拝聴しました。タイトルは「タスク管理の不都合な真実」。引き込まれるストーリーであっという間の5分間です。
それでは、心から伝えたいことを見つけられる3つのステップをご紹介します。
心から伝えたいことを見つけられる3ステップ
ステップ1) 伝えたいことを聞いてくれる場を探す
同じ伝えたいことでも相手が変わると伝え方は変わります。また聞いてくれるかわからない人を相手にするのと積極的に聞いてくれる人を相手にするのも大きな違いです。
私は今回東ラ研のLTは、聞いてくれる場だと思えました。東ラ研の主旨も理解していますし、昨年実際に参加し、参加者層に対する信頼もありました。ひそかに参加者リストを確認し、知っている人知らない人のリサーチも行いました。チームで成果を出すタスク管理術というテーマも違和感はありません。
私の話を聞いてくれる場だと安心できました。
ステップ2) その場にあわせて自身がうまく伝えられることを探す
次に、その場にあわせてうまく伝えられることを探します。
伝えたいことの前に、相手が聞きたそうと思えてかつ自身が得意なことを見つけるのです。これは、心から伝えたいことを伝えるための土台づくりです。
心から伝えたいことは自身の奥深くにあるものだからこそ、受け入れられなかった時のショックも大きいです。だから私の場合、そう簡単には出てきません。
聞いてくれる場を設け、さらに得意なことを使って自信をつけ、最低限は渡せるものを用意できてようやく姿を現すことができます。
東ラ研LTでは、ゲーミフィケーションに関するプレーヤータイプ診断を使いました。オンラインコミュニティのライフエンジンでゲーミフィケーションに関する取り組みでも盛り上がったネタだったので、自信を持って用意できました。
ステップ3) 伝えたいことに関連して「許せない」ことを探す
最後は、伝えたいことをさらに核心に近づけるステップです。
シゴタノ!の以下の記事にアウトプットは「怒り」から始まるという表現があります。
決して「喜び」ではない。
「好きを仕事にする」のではなく、
「放っておけないから必然的に仕事になる」わけです。
シゴタノ! / 「イラッ」と来たら、あなたの出番
私が許せない(=穏やかでいられない)現実を探しました。
それはプロジェクト現場で、チームリーダーがメンバーへの不満をこぼす光景でした。リーダーの苦境も痛いほどわかるのですが、だからといって品定めのように優秀かどうかを評価するなんて放っておけないのです。
こうして出来上がったLTスライドです。
東ラ研Vol.17でLTしたスライドをアップしました。チームで個人が不完全燃焼するのを撲滅したい、皆が楽しく活躍できるチームをつくりたい、という想いを強く込めています。https://t.co/z729vLUGqh #tokyohack017
— うさぼう@居場所をつくる (@usabo_tweet) May 27, 2017
おわりに
この3ステップを経てようやく心から伝えたいことにたどり着くことができました。プレゼンの場があるけど伝えたいことって何だろう、準備はしているけどいまいち核心に迫れてない方の参考になればうれしいです。
ではまた2週間後に。

会社員をしながら「うさぼうの人生ダッシュボード化計画」という個人ブログを運営。夢中になって過ごす楽しい時間を増やすために、ハマりやすく続けられるゲームの仕組みを追求中。 アシタノレシピではプロジェクトマネジメントを楽しむ方法を紹介予定。