「流れるような一日を」の坂根(@sakane0958)です。
継続、コツコツという部分には少々自信があります。
主宰のBeckさんからお題の提示があったとき、私のためのお題かしら、と思いました。
では、語りましょう。
勉強のための目的意識
例えば、自分の普段の仕事で英語ができなくて困ることってそうそう無いです。
なので「英語をしゃべれたらかっこいいだろうな」と言うよう手動機で英会話を始めても、多分続かないだろうと思います。
逆に、司法書士の義父と司法書士の嫁と一緒に働く自分にとっては、司法書士試験に受かることは人生の不可欠なピースの一つでした。
何年かかっても、ここを乗り越えないことには前に進めなかったし、周りも応援してくれたし、「坂根君なら近いうち受かるんでしょ」という視線を感じていたわけです。
そもそも、今取り組んでいる勉強が自分の人生にとって、どういう意味を持つのか?という勉強の動機の部分は、一度立ち止まって考えておいた方が良いです。
その目的意識がはっきりしていれば、格好付けの自分に酔うような勉強に流れて無為な時間を過ごすことも減るし、自分が求める成果(合格だったり、仕事に活かすだったり)に繋がる勉強をすることができると思います。
人の目を使って自分の尻を叩く
勉強友達
ライバルを作ること、これはとても効果があります。
自分の高校時代のことを振り返ってみても、司法書士試験に合格した年のことを振り返ってみても、ライバルと呼べる人間がいました。
アイツもがんばってるな、と思うと刺激をもらえるし、自分も負けてられないと思うと踏ん張れるものなので、がんばってライバルを探してみて欲しいです。
勉強SNS studyplus
ライバルを見つけるのに、必ずしもリアルで見つけなくても良いと思います。
ネットの上で見つけられることもあります。
私が司法書士試験で合格した年のライバルとは、studyplusで競り合っていました。
ここで勉強のペースや意気込みまで近いライバルを見つけられたらラッキー。
逆に、自分も誰かのライバルになるように一生懸命がんばっていると、ライバルは自然と見つかるものかもしれません。
勉強を日常のサイクルに組み込む
小学生が言われる「毎日決まった時間に机に座る」というアレのことですね。
習慣の力は強力ですので、勉強しないと落ち着かない、という状況にまで持っていきます。
そこまで辿り着ければ、継続は難しくありません。
あとは継続しながらアレンジをしていく世界になっていくので、半分くらい仕組みはできたようなものです。
何を生け贄に捧げるのか?
「勉強する」ということは、即ちそれまでの生活の中で時間を取ってやっていたことをやらない選択をする、ということ。
しかも、まとまった時間を捧げることになります。
勉強の時間を生活の中心に据えるために、何を諦めるのか?
それを決めるためにも、最初に述べた「この勉強が自分の人生にとって大事なものなのかどうか」という目的意識は大事です。
そこまでして成し遂げたいものでもないな、と思えるのであれば、辞めてしまうのも一つの健全な考え方だと思います。
私は自分の本性を自覚しているので、朝はゆっくり寝ていたいし、昼休みは仕事の合間にしっかりリフレッシュするためにのんびりしたい、夜は昼間がんばって仕事した分遊んだりダラダラしたりしたい。
それを合格を手にするまでしばらく諦める覚悟があるかどうか、そこまでして勉強する価値があるかどうか、というところは一度手を止めて考えてみてもいいんじゃないかと思います。
司法書士試験とかでも、一年や二年で受からないことはよくあることで、その間、いろんなものを犠牲にしないといけないわけですが、子供の成長だったり仕事のキャリアだったり、いろんなものを横に置いておいて邁進しないといけない。
具体的に、勉強する時間帯を決める
話が逸れましたが、勉強に捧げる時間帯を決める。
捧げる多ければ多いほど、合格に近付く、でもしんどい。
自分の環境に合わせて、どの時間帯に何分取れるのか、平日、休日のパターンを組んでみます。
具体的には、社会人なら、早朝、昼休み、夜が候補になるのではないかと思います。
学生のころの習慣に引っ張られて、「勉強といえば夜」という刷り込みのある方も多いかと思いますが、フルタイムの仕事があると夜はなかなか難しいと思います。
まとまった時間を確保しやすいというメリットはあるものの、一日仕事して帰ってきた後に自分にムチ打って勉強するのもしんどいですし、MPも実際ほとんど残ってない。
付き合いの飲み会だとかイベントだとか、自分ではコントロールできない予定もしょっちゅうです。
よって、夜の時間帯だけに頼らない習慣形成を目指したいところ。
昼休みは、まとまった時間は取れなくても邪魔が入りにくいのでオススメです。
昼食を手短に済ませられるような形にして、毎日30分ずつでも積み重ねていくのが自信にも繋がります。
塵も積もれば山となる、ですね。
それから、早朝。
睡眠をとった後で気力が回復しているし、自分が早起きしさえすれば多くの時間を確保することもできます。
早起きはしんどいですが、そこまでして成し遂げたいものなのかどうか?というところに結局戻って来ます。
ちょっとでもいいからやる
まとまった時間が取れそうなら勉強しよう、という発想は先送りの前触れです。
5分でも1問でもいいから着手しよう、という方向へ考え方をもっていきます。
実際に着手すると、「もう少しだけやっとこうか」と欲が出たりして、意外に捗ったりするものです。
一日、何か少しだけでも触るようにする。やらない日を作らない。
studyplusを使っていると、毎日の勉強時間が可視化されるので、勉強時間0分の日が生じないようにしよう、というモチベーションも出てきます。
見栄でもちょっとしたこだわりでも、それが勉強を前に進めるために役立つなら、ためらわず活用しましょう。
編集後記
思いつくまま書いてみました。
社会人になってからの勉強は、なかなか根性が必要だなぁ、と改めて感じました。
島根県在住の司法書士。同郷の妻と子供2人(8歳男児、6歳女児)と暮らしています。
趣味はブログ(流れるような一日を)とタスク管理(TaskChute2、たすくま、Toodledo等)
ブログ:流れるような一日を
Twitter:@sakane0958