お久しぶりです。ハックの哲学のイド♂(@idomars)でございます!
前回はタスク管理と意識管理の関係性について書きました。今回は前回紹介したカウントダウンタイマーで、集中力を最大限に上げる方法を5つ紹介します。
カウントダウンを始めてそのまま放置してませんか?
まず自分の胸に手を当てて、よーく考えてみて下さい。
あなたはカウントダウンタイマーをセットして、作業を開始し、時間終了のアラームが鳴って初めて、「あれ!?もうこんなに時間経ってたの!?」と気付くことはありませんか?
これ、最悪のパターンです。
カウントダウンタイマーの集中力アップ効果をまったく得られていません。
正直、わたしもこのような経験を何度もしてきました。
しかし、大丈夫!
この記事を読み終える頃には、あなたもカウントダウンタイマーの力を最大限に発揮できるようになるからです!
五感を刺激して、意識を研ぎ澄ませ!
結論から言います。
カウントダウンタイマーの集中効果を最大化するコツは、人間に備わっている五感、すなわち、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚をうまく刺激してあげることです。
私が考え、(一部)実践している方法を、一つずつ見ていきましょう。
視覚
カウントダウンタイマーのカウントダウンを常に視界に入れることにより、視覚が刺激され、「あ、時間がどんどんなくなっていく!集中!集中!」と脳が焦りだし、集中力が高まります。
スマホでカウントダウンタイマーをセットした場合、スマホの画面自動消灯をOFFにして、スマホを目の前に置き、カウントダウンタイマーが常に目に入るようにするだけでも、集中力に大きな差が出ます。
たまに「でも画面を常時点灯しているとスマホのバッテリーがすぐ減っちゃうし、充電頻度が高くなるからバッテリー寿命にも悪い影響が。。。」と仰る方もいますが、そんな方にはバカヤロウと言いたい。
生殺与奪の権をスマホに握らせるな!!
今、その手に持っている物は、己の行動を、人生をより良くするために買ったのであろう?
スマホに行動を制限されるなんて、主従関係が逆になっているぞ!!
お前の意思は何処へ消えた?!人としての誇りを取り戻せ!!
バッテリーが気になる方は、モバイルバッテリーを買ってすぐに充電できるようにしましょう。最近は小さくてもたっぷり充電できる商品も増えていますからね。
▼こんな小さいのもあるんですね。
▼こういう薄型のタイプならスマホと重ねて使えるので便利です。
聴覚
続いて聴覚です。
カウントダウンの音が出るタイマーを使って、聴覚を刺激しましょう。
“ピッピッピッ”と、時間が減っていくことを見える化ならぬ聞こえる化することにより、「あ、時間がどんどんなくなっていく!集中!集中!」と脳が焦りだし、集中力が高まります。
図書館などで音が出せない、または周りがうるさすぎて音が聞こえない場合は、スマホのカウントダウンタイマー&イヤホンがオススメです。
イヤホンで音楽を聴きながら作業をするより、カウントダウンの音を聞きながら作業する方が、時間に追われている感が出て、「フゥ♪わたしって超多忙♪」と気分が上がり、集中力が上がること間違いなしです。
▼ヘッドホンマニアでもある私がオススメする、知る人ぞ知るイヤホンです。開放型なので聞き疲れしにくく、高音がキレイに聞こえて、気持ちいいですよ。(音漏れにはご注意)
▼ヘッドホンマニアっぽい記事です。こんなタイトルの記事を書いてますが、イヤホンにも興味津々。
触覚
触覚を刺激するには、みなさんご存じの定刻起床装置 個人簡易型 「やすらぎ100」を使います。
JRでも使われるという、設定した時間になると空気袋がふくらみ、強制的に起床できる装置です。
これをイスの上にしいて、10分後にタイマーをセットします。
10分後、空気袋がふくらみ、お尻が持ち上げられます。
すると、「危ない!イスから転がり落ちそうになった!あ、もう10分経ったのか!時間がどんどんなくなっていく!集中!集中!」と脳が焦りだし、集中力が高まります。
私たちの脳は、危険に敏感ですからね。イスから転がり落ちる深刻な危険と隣合わせの状態に置かれたら、火事場のバカ集中力が発揮されること間違いなしです。
10分間隔で「やすらぎ100」のタイマーをセットし続ければ、常に集中力を持続し続けられることでしょう。
味覚
みなさん、「30分おまかせキャンディ」をご存じですか?
そう、チュッパチャプスのことです。
チュッパチャプスを口に入れて舐め終わるまで、だいたい30分程度らしいです。
最初は口いっぱいに広がっていた甘さが、時間の経過と共に減っていく。口の中のあめ玉がどんどん小さくなっていく。
すると、「あ、時間がどんどんなくなっていく!集中!集中!」と脳が焦りだし、集中力が高まります。
これは、脳を働かせるための糖分を同時に取れる、一石二鳥の方法です。
▼チュッパチャプスよりコストパフォーマンスの良いアメがありました。
嗅覚
まず、ONタイマー機能付きアロマディフューザーを買います。
「やすらぎ100」と同じ要領で、10分後にONタイマーをセットします。
10分後、アロマディフューザーが起動し、香りが漂ってきます。
すると、「あ、時間がどんどんなくなっていく!集中!集中!」と脳が焦りだし、集中力が高まります。
好きな香りではなく、嫌いな香りのアロマを使ってもいいかも知れませんね。
人間は快よりも不快に大きく反応するので、集中力アップ効果間違いなしです。
▼ONタイマー機能付きアロマディフューザー。ザッとネット検索しましたが、これ以外、自由な時間にONタイマーを設定できるアロマディフューザーを見つけることはできませんでした。
まとめ
今回はカウントダウンタイマーの集中効果を最大化するための五感を刺激する方法を紹介しました。
ただ漫然とカウントダウンタイマーを使っているだけではダメなのです。
あなたも今日から、カウントダウンタイマーでうまく五感を刺激できるように工夫してみましょう。
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イド♂です。スイス・ドイツを経てイタリアで妻と子どもと生活しています。社会人になってからほぼ1年に一回、転勤や部署異動をしている経験から、多視点からのタスク管理論が持ち味です。ひばち(@Evaccaneer )さんと二人で、タスク管理イベント「TaskFreaks!!」を主宰しています。
テーマ別で下記2つのブログを運営していますが、現在のメインは「TaskArts」。Twitterですべてのブログの更新情報を流しています。
座右の銘 : 「生きるとはタスク管理することである」