夏場、熱中症にならないために気を付けたい3つのこと

こんにちは、チャイフ(@chaif123)です。

夏場のキケンのうち、最も大きなものの1つが「熱中症」でしょう。その熱中症にならないために、僕がこの記事で一番言いたいことは、「汗をかこう」ということです。「汗をかく」というのは、確かにベタつくし服は汚れるし、できればしたくはないと思います。しかし、発汗は体温調節という観点で、ヒトが持つめちゃくちゃ重要な機能の1つです。

ということで、なぜ熱中症が起きるのか?予防のために何をすべきか?について見ていきましょう。

室内でクーラーをつけっぱなしにしていても熱中症になる

ぶっちゃけ、熱中症に対する認識が甘い人は多いと思います。(もちろん僕も専門家ではないので完璧ではありませんが…)

知人の話ですが、室内でクーラーをつけっぱなしにしていても、熱中症になったことがあるということを聞きました。あなたは驚かれるでしょうか?もうお察しかもしれませんね。

そうです、熱中症が起きる原因は「気温が高いこと」だけではないのです。

熱中症にならないために気を付けたい3つのこと

では、熱中症にならないためにどうすればいいのでしょうか。

まずは熱中症について正しく知ること。そして、その対策を立てること。最後に、熱中症予防だけではなく、ひいては健康そのものを維持するための基礎を固めることです。

1.熱中症を正しく知る

あなたは、そもそも熱中症はどういう症状で、なぜ起きるのか、説明できるでしょうか。なんとなく「暑かったらなる」「水分を摂らなかったらなる」くらいの認識ではないでしょうか。正しく知らなければ、対策の立てようもありません。

熱中症の原因は、ズバリ「体温調節機能不全」です。

体温調節機能には「放射・伝導」「発汗」などがあり、気温や湿度が高い、風が弱い、日差しが強いなどの外部要因により阻害されてしまいます。

特に気を付けたいのは、「汗をかけない」状況です。

(今回は予防に絞っているので、発症した場合の対処法については下記のURLなどを参照してみてください。)

参考:日常生活でできる、夏の健康対策熱中症について学ぼう:予防と対策

2.汗をかく

一般的に熱中症対策として知られているのが水分補給ですが、「塩分も摂らないとダメ」という知識も広く知られています。まさにその通りなのですが、その理由は2つあり、1つは水分の吸収を良くするため、もう1つが、汗をかくためです。

あなたは当然、汗の味がしょっぱくて、塩分が含まれているということは認識しているでしょう。そうです、体温調節のために汗をかくことによって、体内から「水分」と「塩分」(その他もろもろ)を同時に失っているのです。したがって、

水分だけを摂っていると、

→体内の塩分濃度が下がり

→汗を分泌できなくなり

→発汗できない

→体温調節ができない

→熱中症

となってしまうのです。

参考:効率的な水分補給

汗腺を鍛える

ヒトが持つ身体機能は、使わないでいると退化していきます。しばらく汗をかかないでいると、汗腺が働きにくくなります。そこで、普段から汗をかくことに慣れる、言うなれば「汗腺を鍛える」という意識が重要になります。

  • 冷房に当たりすぎない:たまには気温に適応する
  • 部屋にこもりすぎない:代謝を良くする
  • 適度に運動する:代謝を良くする
  • 随時着替える:発汗するため

具体的には、上記のようなことを意識するといいでしょう。クーラーに当たりっぱなしの生活を送っていると、普段から汗をかく習慣がつきません。たまにはあえて自然の気温にあたり、汗をかく練習をするように心がけましょう。

4点目ですが、汗だくの服を着ていると、皮膚から発汗することがほぼできなくなります。これは湿度が高い場合も同様の現象が発生します。衣服はこまめに着替えるようにし、湿度が高いときは換気するなどで対応するのが良いでしょう。

3.生活習慣を整える

熱中症を予防するためのクリティカルな対策は上記の「汗腺を鍛える」でしたが、普段から以下の4点を意識することも重要です。

  • 規則正しい生活をする
  • しっかり睡眠時間をとる
  • 適度な運動をする
  • 十分な睡眠を時間をとる

健康に関しては、裏技のような方法はありません。健康状態を保つというのは、日々の基礎的な行動の積み重ねによってもたらされるものです。やはり、原則として上記の4点のようなことを意識するのは前提になります。

僕が考える規則正しい生活とは、日々の起床・就寝のタイミングをなるべく揃えること、栄養バランスのいい食事を摂ることです。

睡眠時間は、ぜひ8時間は摂ってほしいですが、忙しい方は最低でも6時間は寝るようにしましょう。

また、1日のタスクが消化できず、睡眠時間を確保できないという方もいるかもしれません。そんな方にはタスク管理について知見を得ることをおすすめします。

タスク管理についてはあなたが今見ている「アシタノレシピ」に多数記事がありますから、参考にしてみてはいかがでしょうか。

「タスク管理」タグ:https://www.ashi-tano.jp/?cat=139

ちゃんと生活して汗をかく!

いかがでしたでしょうか。

もちろん、「汗をかくのがいい」とは言ったものの、炎天下でずっと走っていたら、発汗による放熱よりも体温上昇が上回り、熱中症になるでしょう(日射病にもなりそうですね)し、暑いと感じたらクーラーがかかっている涼しい場所に移動して休憩することも必要です。

重要なのは、汗をかくことに慣れておき、いざというときに正しく体温調節機能が働くように準備をしておくことです。

今のご時世で1日中室内で過ごすことも多いと思われますが、たまには運動などで汗をかきつつ、この夏を健康に過ごしましょう!

チャイフ

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