好きこそものの上手なれ、という言葉があります。
改めてその言葉の意味を確認すると、
好きなことには自然とそれに熱中するから、上達が早いということ。
ということになります。
別の言葉に置き換えてみると、
趣味(好き)が高じて特技(上手)になる、と言ってもいいのではないかと思います。
過去2回のエントリーで改めて自分の「スキ」を見つめ直そうという問いかけをさせてもらいました。
そうして見いだされた「スキ」は、自分の武器・特技になる可能性を秘めています。
ただ、「上手になること」にしばられてしまうと、自分にとっての本当のスキを見失ってしまい、やがてそれはスキではなくなってしまうかもしれません。
おそらく今あなたが上手なこと、得意なことというのは本来は自分がスキだったものということは結構あると思います。
(自分はいやだったけど誰かに強制的にやらされて…なんてこともあるでしょうけど)
スキが乗じて「上手」「得意」になったことが、「上手」「得意」ということに逆にとらわれてしまい、結果としてスキでなくなってしまう。それはやがて「上手」「得意」なものにはならなくなっていくはずです。
スキという想いはそれほど大事なモノである、と私は思っています。あなたのスキは「上手」「得意」に縛られてしまってはいませんか?

ブログ「Tanakamp的ヒトコト。」(http://blog.tanakamp.com)主宰。TumblrなどのWebサービスやデジタル・アナログガジェットなど自分の好きなコト・モノ・ヒトについてヒトコト申しております。またソーシャルサービスでの交流をきっかけにリアルでも多くの方々と繋がらせて頂きながら、自分が本当にやりたいことは何か/目指すべきものは何かを模索しています。