こんばんは、Diwaoです。はやいものでこの連載も五回目を迎えました。いつまで続くのかと思っている方もいるかもしれませんが、あと数回だけお付き合いくださいm(__)m
では、早速今までのおさらいから。
- 文章を書くときの試行錯誤01~文才なんてなくてもOK~
- 文章を書くときの試行錯誤02~伝えたいことが伝わればそれでOK~
- 文章を書くときの試行錯誤03~伝えたいことをひとつに決める~
- 文章を書くときの試行錯誤04〜伝えるための材料を揃える〜
ざっくりいえば、伝えたいことを明確にした上で、それを伝えるために必要な情報(ここではトピックと呼んでいます)を書き出してみましょう、という話でした。
今回は、書き出したトピックをもとに、どうやって文章の構成を考えていくか、というところに切り込んでいきたいと思います。
全体を通して一つの流れを作る
前回までの話で、伝えたいことが決まり、それを伝えるための材料も揃った状態になりました。
そうしたら次は、その材料を使ってどのような文章を構成するか、という全体の流れを考えていきます。
料理に例えるならば、材料を何から投入して、どういう調理法を施せば美味しい料理ができるのか、という手順を考えていく段階ですね。
効果的なトピックの順番を検討する
具体的には、「伝えたいこと」をより効果的に伝えるために、どの順番でどのトピックを持ってくるのが良いかを考えることになります。
ただし、この順番には正解はありません。その時に強調したいポイントがどこか、どういう印象を持たせたいか、などその時々で色々なやり方が考えられます。
例えば、こんな感じ。
どのトピックをどういう順番で伝えればよりわかりやすく、また読みやすいものに出来るかという視点で、パズル感覚で組み替えながらいろいろなパターンを試してみると良いでしょう。
具体例
それでは、実際にトピックから流れを考えていきたいと思います。ちなみに、前回書き出したトピックは以下の通りでした。
私の場合は、これをもとにこんな感じに流れを書き出しています(やり方はどんな形でも構いませんが参考までに)。
図解のオレンジ色の部分は、元々のトピックにはなかったものですが、流れを円滑にするために挿入した情報です。
最初に書き出したトピックだけで流れを組み立てようとすると、どうしてもつながりが不自然になる部分が出ることがあります。
そういう時は、自然に話題が流れるよう、上の図のように必要に応じて情報を補足すると良いでしょう。
まとめ
ここまでやると、文章の骨格が完成します。つまり、何を書くか、そしてどんな流れで書くかが固まった状態となります。
あとは書き出したそれぞれのトピックをテキスト化していけば、一つの文章を書き上げることが出来るというわけです。
この後の工程については、また次回触れたいと思います。それではまた!