自分の「スキ」なコト・モノに関してアウトプットしてみると広がりや繋がりができる可能性はグッと大きくなるかもしれません。
アウトプットと言うと、ブログで長文のエントリーを書いたり、面白い文章を書いたりするといった、すごく大げさなことに聞こえてしまうかもしれませんが、短いエントリーだっていいですし、Twitterやfacebookの投稿だって立派なアウトプットだと言うことができるでしょう。
想いを込めること
一つ大事なことはそこに「自分の想い」を込めることだと思います。
私はもともとアナログ・デジタルガジェットやWebサービス、ライフハックなどに興味がありました。時期はあまり自分でも覚えていないのですが、いつしかそういったテーマについてブログを立ち上げ、書き記すようになっていました。(更新頻度はここでは言えないくらいひどいものですが…)。その後、Twitterやfacebookでも興味あるテーマや自分自身について投稿をするようになりました。
私も今では色んなイベントやセミナーに参加したり、運営に参画したりしていますが、その頃は会社と家をひたすら往復する毎日を送らざるを得ない状況だったので、セミナーやイベントに参加することはもってのほかな状況でした。
しかしブログやTwitterを通じて、共通の話題をもつ人々と知り合い、交流を持つことができました。オンラインだけで繋がっているが故に実在疑問説がでたくらいに。
そんな交流をもつことができたのは、少なくともアウトプットをしていたからこそだと思っています。
下書きと公開することの差
アウトプットを「他の人が見られるような状態であること」とここでは定義します。対してアウトプットする前の、「自分の頭の中にある状態」は下書きということができます。
この二つの間の差は非常に大きい。0と1と言えるでしょう。もちろん下書きが0、アウトプットが1ということです。
もちろんアウトプットすることにおいて、人を傷つけたり誹謗中傷したりすることを書いたりすれば、1は-1にも-10にもなってしまいます。それは1だからこそ。逆にアウトプットすることでうまくまわりと付き合っていけば、それは10、100、1000になっていく可能性を秘めています。
「自分」であることを隠してアウトプットしてもいい
それでも何かしらのアウトプットをするということに抵抗を感じる人は少なくないと思います。
まずは自分自身の素性を出さずにアウトプットをはじめてみてもいいかもしれません。むしろその方が、他の人からの目がアウトプットしている「テーマ」にフォーカスされるので、より共感を生み出すこと可能性だってあります。
何冊も本を出版している著者さん、月間100万PVをこえる有名ブロガーさんの中には、いまだに素性を明らかにしていない人もいます。多くの人々から支持されるのがその人のコンテンツなのか、はたまたその人そのものなのか、は本当にそれぞれです。
人類で初めて月面に降り立ったアメリカの宇宙飛行士ニール・アームストロングはこう言います。
これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。
(That’s one small step for [a] man, one giant leap for mankind.)
0を1にしてみる。それはあなたの世界を、可能性をより広げてくれる一歩になってくれるかもしれません。
ブログ「Tanakamp的ヒトコト。」(http://blog.tanakamp.com)主宰。TumblrなどのWebサービスやデジタル・アナログガジェットなど自分の好きなコト・モノ・ヒトについてヒトコト申しております。またソーシャルサービスでの交流をきっかけにリアルでも多くの方々と繋がらせて頂きながら、自分が本当にやりたいことは何か/目指すべきものは何かを模索しています。