皆さんこんにちは!BECKです。推しブロ選手権対応の為に更新がストップしていたアシタノ・ハックスを再開します!
窮地に追い込まれたとき
誰しも凹むときはある
自分の意図しない方向に物事が進んだとき、仕事で失敗したとき、奥さんと喧嘩したとき、好きだった人との恋が実らなかったとき、友達を傷つけてしまったとき・・などなど、長い人生の中で何かしら精神的に辛くなる時期というものはやってくるものです。
私は相当楽天的な人間だと思うのですが、それでも思い悩んだことは数知れず・・時には食事がのどを通らなくなり、夜全く眠れなくなることも珍しいことではありませんでした。
かつては、精神的に落ち込んだ時にどうしていいのか解らず、毎晩一人で酒を飲んでは酔った勢いで寝たり、いたたまれなくなってど平日の深夜に車に飛び乗って海を眺めに行くなどの衝動的な行動で紛らわしていました。(かつて金曜日の深夜に呼び出されてそのまま朝までカラオケオールにつきあってくれた友人達には頭が上がりません・・)
年を経て経験を積むことで、ある程度は精神的な耐性がつき、今まで処理不可能だった出来事に対して冷静に対峙できるようになるのですが、だからといって平気というわけにはいきません。辛いものは辛い、この事実は決して誤魔化したり押し殺すべきではないのです。
心のオアシスを仕込むことで感情を浮上させることが出来る
社会人生活を送る間に「テンションが上がるモノ」を収集する様になりました。最初は明確な目的なんてなかったと思いますが、辛かった時期に何度も読み返した漫画やずっとヘビーローテーションしていた音楽を「次に落ち込んだ時の為に」と取り置いたのが始まりだったのだろうと思います。
次第に「テンションが上がるモノ」が集まるにつれて、私はある重大に事実に気づきました。それは、どれほど他の人が絶賛する名作であったとしても「思い入れ」がないモノではテンションが上がらないということです。
私たちが「思い出」とか「昔の記憶」と呼ぶ記憶は「エピソード記憶」に分類されます。エピソード記憶は強烈な感情を伴う場合に鮮明に記憶される傾向にあり、 逆にエピソード記憶を想起する際にその時の感情を再現することもあるのです。
恐らくは「テンションが上がるモノ」とは、エピソード記憶を感情と共に想起させるメタ情報なのだろうと考えられます。そして、これら精神的なダメージを負った心を癒やしてくれる「心のオアシス」を仕込んでおくことで、私たちはよりよい毎日を送ることができるのです。
心のオアシスを仕込む
オアシスノートで凹みを解消する
私のEVERNOTEには「オアシスノート」という名前の気分が落ち込んだときに開くノートがあります。
例えば、自分が現役でバレーをやっていたころや、母校でコーチをしていた時に何度も読み返しては勇気を貰ったスラムダンクのワンシーンや、私が執筆活動に追い詰められ時にFind the meaning of lifeの@kazumotoさんが贈ってくれた言葉などです。
仕事で失敗をして窮地に陥ったとき、仕事と執筆と家庭のバランスが崩れ精神的に追い詰められていたとき、仕事で理不尽なことがあって頑張ることを放棄しかけたとき・・などなど、人生における様々な場面で僕はこれら「心のオアシス」に救われてきました。
もう少しライトなところでは、ネット上で見つけたグッとくる写真や、自分の好みの女性の写真などをEVERNOTEに保存しておくというのも簡単ではありますが、強力な「心のオアシス」になるでしょう。
ここ一番をPowerSongs!で乗り越える
仕事でうまくいかず毎日陰鬱な気分で通勤していた時や、執筆が思うように進まず何度も投げ出しそうになった時に私を支えてくれたのはiPhoneに入っている「Power Songs」でした。斉藤和義の「ベリーベリーストロング」やコブクロの「轍」に何度救われたことか・・。
Power Songs以外にも、ここぞという時の客先提案前には大好きなB’zの曲を少し大きめのボリュームで聞きながら、悲しいことがあっていっそ思い切り泣きたい時には少し甘酸っぱい思い出が詰まったバラード集をと、シーン別にプレイリストを作成しています。
最後に
つい先日、仕事でちと悔しいことがありました。いや・・本当は凄く悔しい。
久しぶりにオアシスノートを開きました。Power Songsプレイリストを聞きながら、あまりに悔しくて泣いてしまいました。そして、少し時間をおいてから冷静に何が悔しかったのかを考えながら次の記事を書きました。
【雑記】悔しい旅立ち « Hacks for Creative Life!
会社のことなのであまり詳しくは書くことができない。歯切れの悪いところはご容赦いただきたい。 4月に入って少しした頃、僕は入社以来8年間所属していた部署から異動することになった。長くいた部でもあるし、 …
それでも今は前を向いて頑張ります!
社会人になって大分強くなったと思っていましたが、まだまだ精神的には弱い自分と向き合えたのは良い経験でした。素晴らしい上司に巡り会えたこと、ここまで真剣に仕事に対して向き合えているという事実に向き合えて良かったとも思います。
編集後記
もう一つ、昔と今の最大の違いは、今の私には沢山の仲間がいるということだと思います。色々心配して下さった皆様、温かい励ましの言葉を頂いた皆様、いつも一緒に馬鹿騒ぎをしてくれるアシタノのみんな、本当にありがとう。これからもよろしく!
ベックです!
横浜在住大阪人。本職SE。ガジェット、文具、手帳、ライフハック、モバイルが大好物な30代男性。BLOG「Hacks for Creative Life!」が主戦場です!。『EVERNOTE情報整理術』『クラウド「超」活用術』著者。勉強会『東京ライフハック研究会』の主宰者でもあります。
BLOG:Hacks for Creative Life!
Twitter:@beck1240