1.タスク管理とは何でしょうか?
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私が思うタスク管理の定義とは「忘れたくないことを仕組み・ツールに預けること」だと思っています。
例えば、誰かと合う約束をしたら、カレンダーに予定を書き込みますよね。また、朝に寝坊しないためには目覚まし時計をセットしますよね。
こういった行動も立派なタスク管理です。高尚な考え方に基づいて多機能なツールを使いこなすことだけがタスク管理ではありません。
2.タスク管理の目指すところとは何でしょうか?
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さて、次にタスク管理ができている状態、つまりタスク管理の目指すところとは何でしょうか。
それは「特に気になることがない状態(ストレスフリー)」だと思います。仕事の効率化などは、どちらかというとその後からついてくるものです。
ということは、理想のタスク管理や効率化を追い求める余り、かえって自分に負担をかけているような状況では、いつまでもその状態にはなれませんよね。
3.なぜタスク管理が必要なのでしょう?
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人は頭の中だけで多くのことや複雑なことを整理できません。ですから、タスク管理の力を借りる必要があるのです。
何も気にすることがないままに暮らしている人であれば、タスク管理は不要です。
しかし、実際は「気になること」をただそのときは忘れているだけで、それが解決されない限り「思い出す度にストレスを感じている」人がほとんどでしょう。
そういった状況を改善するためにも、タスク管理をうまく使ってストレスと向き合う必要があると思います。
4.思い込みでタスク管理を嫌ってしまうことはもったいない
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繰り返しになりますが、朝起きるために目覚まし時計を使うことだって立派なタスク管理なのです。
「定刻に起きる」というタスクを「目覚まし時計」というツールに預けているのです。
このようにそもそもは簡単なことから始まっているはずのタスク管理に対し、
・GTDとそれに関するツールは必ず使わなくてはならない。
・たくさんのWebサービスを使うのが当たり前である。
・行動は1分単位で記録しなくてはならない。
などといった思い込みから完全に拒否してしまっている人がいます。これは非常にもったいないことだと思います。
どんな仕組み・ツールを使うか?はタスク管理の本質ではないのです。
5.ちょっと楽に生きたい。だからタスク管理する。それだけのこと。
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タスク管理をするというのは「自分の記憶力を補ってやり、ちょっと楽に生きていくための仕組みを考えたり、ツールを使ったりすること」なのです。
ですから、自分の思うようにタスク管理をして、それで少しでも楽に生きていけるようになったと思えばタスク管理ができていると思って良いのです。
逆に、自分が思うようにやった結果、負担が増えたと感じるなら元に戻せば良いだけです。
ようするに「好きにやれば良い」のです。
大事なことは、「自分にとって負荷が少ないこと」「楽になったと感じること」です。
この2つを満たせていれば、やり方やツールはなんだっていいんです。タスク管理って、楽しいことなんですよ。
はま(@Surf_Fish)です!あなたの暮らし・仕事を少し楽にするブログ「はまラボ」を運営しています。20代子持ち研究職。TaskChute公式エバンジェリスト。「記録」「習慣」「Evernote」が大好き。もっと詳細な情報・連絡先はこちら。