Snarling dog / dgoomany
みなさん、日々穏やかに過ごせていますか?
人間には感情があります。喜怒哀楽、その他諸々。それをコントロールすることはできますか?ぼくには到底無理です。なかなか、喜びたいときは喜ぶし、むむっときたときは怒るし、悲しいときは泣きます。
それらの感情は人間であるならば、だれもが抱くはずです。
しかし、この感情によって他人からの見方が大きく変わってしまうおそれがあります。
今まで、にこやかに過ごしてきた人が、突然怒り狂ってちゃぶ台をひっくり返してしまった。そうなると、今までのにこやかなイメージが一変、キレるとなにするかわからない人になりかねません。
これは極端な例ですが、これに近いようなことはないでしょうか?こういうのは自分たちの人間関係を円滑にするためにも避けたいところ。
ではどうすればいいか、ご紹介します。
手帳にその状況が起こったらどうするか書く
Weekly Planner + Notebook 2007 / zone41
考えていることがうまく行かないとき、心が乱れます。そんなときは要注意です。
なぜならあなたの行動によって今までの人間関係にひびを入れかねないからです。心が乱れたときほど注意したいものです。
ぼくは、手帳に
“〇〇なときほど丁寧に。”
と書いています。
そして、その下に
“怒り狂いそうなときほど…
切ないときほど…”
と書いています。
そういう状況になったときに手帳にかいたことを思い出すので、丁寧な行動や話し方にしやすいのです。
アンカリングすることの効能
Anchors / Prolific IT
アンカリングとは、
船を停泊させる際に錨(アンカー)を打つこと。
NLP(神経言語プログラミング)用語では、「ある体験に対して、感覚的な刺激を条件付けし、その体験を定着させてたやすく引き出せるようにすること」
です。怒りに任せて我を失う前に、手帳に書いたことがアンカーになって、漂流するのを防いでくれるのです。
感情のコントロールではなく行動のコントロールをする
感情のコントロールをするのは難しいです。無関心になり、スルーすればできなくはないのですが、そうはいきません。
少し視点を変えてみると、他人に見えるのは自分の行動や振る舞いです。
そうです!
感情をコントロールしようとするのでなく、行動をコントロールするのです!
怒る=ちゃぶ台をひっくり返す
ではないのです。
怒ったときでも、落ち込んで切ないときも、アンカリングをして、丁寧な行動をとる、丁寧な話し方をすると決めておけば、そのような行動をとることは可能です。
さいごに
心境の変化を書き出していくと、意外と成功法則が出てきます。ぼくは気が短いと思っていたのですが、これをやってからは、どんな状況でも穏やかに冷静になれました。
感情に振り回されて危機的状況に陥る前に、アンカリングして乱れた心を整え、自分を助けましょう。
まーくんです。
1984年生まれ。主体性と変化のある生き方を目指してライフハックなどを研究しながら経験値を高めています。仕事ではデジタルツールが使いこともあって、アナログ系なライフハックをお届けすることもあります。ブログ『masaya5923.com』を書いています。