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物事をうまくやるには、自分の成功パターンを知り、それを繰り返すことが大事です。しかし、自分の失敗パターンを知り、それを予防することも同じぐらい重要です。
「自分ではがんばっているつもりなのに、なぜかミスをしてしまう…」
そう思っている方は、改めて自分のミスについて振り返り、失敗のパターンに陥っていないか確認してみてはどうでしょうか?
1.失敗パターンの例
私の場合、失敗をするときは次の3パターンに当てはまっていることが多いです。
(1)チェックリストを見ずに作業する。
(2)レビューを怠る。
(3)いつもと違う順番で作業する。
(1)チェックリストを見ずに作業する。
はじめはチェックリストを見ながら進めていた作業でも、慣れてくるとチェックリストを見ずに作業をしたいと考えるようになります。
私の場合、その誘惑に負けてチェックリストを見ずに作業した結果、ミスが生じていることが多いようです。
チェックリストは、ミスやモレが無いように予め準備しておくもの、つまり予防策や安全策ですね。その予防策を使わないで作業するのですから、いつミスが起こってもおかしくありません。
(2)レビューを怠る。
私は、普段通りに仕事をしていれば、自分の行動を振り返り・次の予定を立てること(レビュー)を毎日同じ時間に欠かさず行えています。
しかし、トラブルや急な用事でこのレビューが十分に行えずに次の日を迎えた場合、ミスが生じていることが多いようです。
1日の予定を立てられずに仕事を始めているのですから、行動は行き当たりばったりになります。また、「予定を立てられていない」という焦りも生じますから、ミスが起こってもおかしくないですね。
(3)いつもと違う順番で作業する。
慣れてきた作業ともなると、余裕が出てきます。余裕が出てくると「多少手順が違ってもいつも通りできるだろう」と思って手順を変えてしまうことがあります。
ところが、手順が変わると一見いつもと同じようで「いつもと違う作業」になってしまうのです。実は慣れないことをしているのですから、ミスをしてもおかしくありませんよね。
2.失敗パターンを知ると、冷静に行動できるようになる
何度もミスを繰り返していれば、「ミスしたこと」は覚えられるかもしれません。
しかし、ミスを繰り返さないために重要なのは「なぜそのミスが起こったのか?(失敗のパターン)」を知っておくことです。
失敗のパターンを知っていれば、感情で行動に走ることを予防したり、失敗のパターンを回避するための仕組みを考えたりできるようになります。
特に、失敗パターンにはだいたい「面倒くさい」「がんばればなんとかなるだろう」といった感情が絡んでいますから、これらの感情に流されないように歯止めがきくようになります。
3.まとめ
・またミスしている、と思ったら失敗パターンにはまっていないか振り返る。
・見つけた失敗パターンは書きだしておくとGood。
・ミスを振り返りやすいように、ミスをしたら記録をつけておくとGood。
参考記事
最適な選択を繰り返すための”用意”と”方法”
自分のミスったチョイスを記録していく仕組み作りです。 記録さえしておけば、後から見返すことはできます。記録して見返さない、ということはあるかもしれませんが、記録していなかったらどれだけ見返したくても見 …
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