大人のスケジュール管理。子供の頃とは何が変わってきたのか。


私は大人になって、スケジュール管理を覚えました。そこでは、お客様とのミーティングや友人との飲み会の予定など、自分に関わる未来の予定を記入してしていました。

しかし、果たしてこれは、スケジュールを”管理している”と言えるでしょうか。

単純に予定されたイベントを記入して、予定が重ならないように調整をしていく。こんなこと、小学生だってできます。「その日は◯◯ちゃんと遊ぶからダメ~」なんて、小さい頃からの日常でした。

では、大人のスケジュール管理とは、果たしてどういうものか。

それは、「予定されていない時間の使い方」だと思うのです。


photo credit: MyTudut via photo pin cc

■大人のスケジュール管理

予定されていない時間。それはつまり、なにもイベントが入っていない時間です。

Googleカレンダーでスケジュールを管理している私であれば、以下の図のような時間のことを指します。

なんの予定も入っていない、純粋な自分の時間です。これをどうやって使うかこそ、大人のスケジュール管理です。

子供であれば、自分の欲求のままに行動をしても結構です。気の向くままにゲームをして、飽きたらテレビを見る。別に構いません。

ですが私たちは、歳を取る度に大人になり、残された時間は着実に減ってきています。そして、歳を取るたびに後悔しない生き方を求め、大切な人やモノ、夢や目標の達成に時間を使いたいと望み始めます。

望みを実現させるためには、気の向くままに生活をしてはいけない。欲求のままにテレビを見て過ごすような生活では、大切なモノを大切にするなんて、決してできないのです。

私は大人になりました。であれば、自分の欲求を制御し、もっと先を見据えた時間の使い方をするべきだと感じるのです。

では、具体的にどうやってスケジュール管理を行えばいいのか。その答えは、自分の時間を創りだすことです。

■ザックリでいいから一週間を組み立てる

自分のやりたい事にフォーカスをするなら、自分で時間を創る必要があります。

歳を取って、人との関わりが増えれば増えるほど、自分のスケジュールは人に奪われていきます。

そうならないためにも、自分のスケジュールを予め組み立てて、自分のための時間をキープしてしまいましょう。

私はGoogleカレンダーを使ってスケジュールを管理しています。そこで、その週の終わりには、次の週のスケジュールを以下のように組み立ててしまいます。



(クリックすると大きく見られます)

さきほどお話しした「何も予定が入っていない、純粋な自分の時間枠」に、「自分はこうしたい」という予定も入れてしまうんです。

見て分かるとおり、隙間なくスケジュールが埋まっていますね。ですがこの中のほとんどが、「この時間はこうやって過ごしたいなぁ」という自分の理想。

もちろん、スケジュール通りに進まないこともあります。ですが大事なのは、より現実的な形で次の週を想像することにあります。

私は、自分の役割(ペルソナ)によって予定の色を変えています。

例えば、友人としての私、ブロガーとしての私、会社員としての私、家族としての私、などなど。自分の演じている役割によって色を変えます。

こうすることで、自分のどの役割が次週で多いか、または少ないかを視覚的に感じられるので重宝します。

■あとがき

私は昔から、惰性で動くことが多くありました。特に目的もなく過ごす時間が多かったのです。

ですが、大人になればなるほど、自分が大切にしているモノが増え、そのための時間がより多く必要になりました。

自分にとって大切なモノを大切にする。

こんな単純なことですが、それを実現するためには時間が必要です。そのためにも、自分の時間をなんらかの形で創る仕組みが必要だと考えています。

from your @bamka_t

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