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時間管理はなぜ続かない?時間管理を継続する3つのコツ(その1)
前回紹介した時間管理を継続するコツは次の3点でした。
・実情ベースの行動予定を立てる。
・行動記録をとり続ける。
・行動予定と現状が合っているか定期的にチェックする。
今回は時間管理のサイクルの中に新しい習慣を増やすときのコツについて紹介します。
1.新しい習慣を組み込む前に
新しい習慣を組み込む前に必ず確認しておきたいことがあります。
それは「引き換える習慣」があるかどうかです。
習慣を引き換える、つまり、新しい習慣を組み込む代わりに「何か他の習慣を止める」ということです。
2.止める習慣を選ぶ基準
止める習慣は7つの習慣で言うところの「第3領域」「第4領域」に属する行動(習慣)から選びましょう。
第3領域、第4領域を説明するために、じゅんさんの記事から画像を↓に引用します。
ただし、第4領域については無理に無くさず、10%程度残していても良いです。娯楽が全くないと、いずれ精神的に参ってしまいます。
参考記事
7つの習慣×Toggl!自分の時間の使い方を4つの領域で見える化しよう!
7つの習慣×TaskChute2!これでやっと完璧な第四世代の手帳が作れる!! | 旧jMatsuzaki
3.新しい習慣を組み込んだら、きちんと実行できているかチェックする。
新しい習慣を組み込んだら、時間管理のサイクルを回しながらまた行動記録をとります。
そして、行動記録から「新しい習慣をきちんと実行できているか?」を毎日~数日ごとにチェックします。
うまく実行できていないようなら、一度行動予定から外して考え直すか、実行する順序・時間帯・量などを見直してみてください。
4.実行する順序や時間帯は特に重要
新しく習慣を増やす際、「小さく始める」などの量に注目されがちです。
しかし、どの順序で行うのか?どの時間帯に行うのか?も実はかなり重要です。
順序が重要な例
順序が重要な例としては、ランニングや筋トレといった運動などが挙げられます。
これらの運動は、「準備(着替え、道具の用意)」「運動する」「事後処理(片付け、シャワー)」などから成り立っています。
一度に全てを済まそうとすると大変ですが、
「準備を朝のうちに済ませ、夜に帰宅したらすぐはじめられるようにしておく」
「まずシャワーを浴びる準備をしておき、その後に運動を始める」
などのように順序を工夫すると実行しやすくなるものです。
時間帯が重要な例
時間帯が重要な例としては、「必ず実行するために朝一番に行う」などが挙げられます。
朝一番に行う行動はほぼ先送りされないので、新しい習慣を組み込む際にはとても有効です。
また、「どうしても先送りしたくない行動は夜に予定しない」などの例も挙げられます。
夜は残業や飲み会などで予定が崩れやすい他、やる気が上がらないことも多々ある時間帯ですから、先送りしたくない行動を行うには不向きな時間帯です。
5.まとめ
今回紹介した時間管理のコツは次の3点です。
・新しい習慣を組み込む前に、止められる習慣があるか確認する。
・新しい習慣をきちんと実行できているか定期的にチェックする。
・うまく実行するために順序・時間帯・目標値を丁寧に設定する。
次は時間管理に用いるツールなどについて紹介したいと考えています。
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