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私の愛しいアップルパイへ
「決断すること」
これは”かの非情なる現実”に風穴をあけるための第一の運動です。最も重要な行動指針です。
あなたの現実に”うねり”を起こすのは、「私」でも「彼」でも「彼女」でもありません。あなた自身なのです。
現実に風穴をあけられるかは行動を生みだせるかにかかっている 世の中には数えきれないほどの成功哲学や自己啓発や幸福論があるにも関わらず、この世界がその本の中に描かれているような人間で溢れかえっていない理由はたった1つです。 それは“行動に移さないから”に他なりま … |
≪あなたは何かを決断しているだろうか?≫
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ご存知の通り、この世界には”確実”なんてものは1つとして存在しません。言うなれば”おおよその世界”なのです。
ですから、この“おおよその世界”に無数に存在する選択肢の中から、あなたが何を選択するかを自分で決断することは、大きな意味を持ちます。
しかし実際のところ、多くの人は何かを選択しようとしません。自分で決断しようとしません。彼らは”リスクヘッジ”の名のもとにこう言うのです。
「彼の意見に従おう」「みんなと同じように」「むかし成功した方法で」
このように何も選択しないで、他人にリスク管理を任せるような方法ではうまくいきません。自分でリスクを管理できないことが大きなリスクになるのです。
“かの非情なる現実”にオススメのメニューをオーダーしたところで、運ばれてくるのは「常識」だけです。「常識」が現実に風穴をあけることなどは有り得ません。
例えば、こんな格言があります。
「決断なければ何もなし」
実はこれは私がいま突発的に思いついたフレーズですが、即席にしてはなかなか良いフレーズです。
とにかく、まずもって役に立つのは“何ごとも自分で決めるクセをつける”習慣を持つことだというわけです。
≪些細なことから決断力を鍛える≫
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決断力というのは”かの非情なる現実”に風穴をあけるために絶えず訓練すべき能力です。
決断力と思い切りの良さは違います。決断力を鍛えるということは、正しい決断をするための判断基準を明確にしたり、客観的な指標を明らかにしたり、他人の意見を分析したりすることだからです。
これらが事前に明確になっていれば、いずれは何ごとも即断即決できるようになるでしょう。
決断力は使えばどんどん鍛えることのできる力で、逆に使わなければどんどん衰えていきます。
実際、私は生まれてから最初の25年間、この力をまったく鍛えてこなかったため、実に貧弱な人間に育っていました。
家族や友人や知人や同僚に選択を迫られたとき、私は決まってこう言うようになっていたのです。「なんでもいいよ」と。
まずは、些細な事から自分で決めるクセをつけていきましょう。まずもってオススメなのは「食事」です。毎日2~3回は決断の機会があり、失敗しても大きな損失にはならないからです。
外食先を決めるとき、メニューを決めるとき、コンビニで食材を買うとき、必ず自分で決めるようにしてみるのです。
他人の意見に乗ろうとしたり、店長のオススメや日替わりメニューに頼ろうとしないことです。
食事を即断即決できるようになったら、少しずつ大きなことに対する決断力を鍛えていきましょう。
≪自分の決断で現実を震え上がらせろ!≫
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冒頭でも述べたとおり、あなたを変化させることができるのは、唯一あなたの決断のみです。そのために、些細なことからでも自分で決めるクセをつけることは大きな一歩となるでしょう。
最初は自分で決めることに抵抗を覚えるかもしれません。言いようのない不安を感じるかもしれません。しかし、そんなことは気にしないことです。
何故ならそれは”かの非情なる現実”が必死の抵抗をみせているだけで、実に良い兆候だからです。
貴下の従順なる下僕 松崎より
システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログを通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。2015年からは「jMatsuzaki」名義でのバンド活動を開始。
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