仕事だったり、勉強だったり、家事だったり、何かしら行動する時に「これくらいかかるかな?」と時間の見積をしても、その時間をオーバーすることは多々あります。あるいは、なんとなく始めたところ、気がついたらあっという間に時間が過ぎていたり。
予想以上に時間がかかっていても、もともと考えていた通りに事が終わっていればいいのですが、今まで自分は何をやっていたんだろうというくらい、何も進んでいないことがあります。
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そこで、手をつける前に一呼吸。「最低限終わっていなければいけない・達成したいことは何なのか」を考えてみましょう。
「お客さんが来るから家を掃除する」ですと、隅から隅まで掃除しなければ終わらなさそうですが、「お客さんが目にする玄関・リビング・トイレがきれいになっていれば、とりあえずOK」と気がつけば、最初にそこからとりかかることができます。
人が大勢集まる会議では、つい話が盛り上がって時間があっという間に過ぎてしまいがちですが、「今日は少なくとも○○について決めます」とゴールが冒頭に決まっていれば、話が逸れてもそのゴールに向かって戻ることができます。
最低限のゴールが思いつかない場合のコツは、その結果を受け取る相手が何を求めているかを想像してみることです。最初の掃除の例では、お客さんだったらどこを見るかを考えますし、会議でしたら、自分たちが会議後どういう状態ならうれしいかを想像します。
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何事も手をつけ始めると「あっ、これもやらなきゃ」「こんな工夫もいいなあ」とアイディアがどんどん浮かんできます。アイディアが浮かぶこと自体はありがたい状態ですが、すべてのアイディアに手をつけてしまうと、時間がいくらあっても足りません。
何も考えずに手をつけて時間切れになってしまう前に、「最低限終わっていなければいけない・達成したいことは何なのか?」を確認してから始めてみてください。
今日の処方箋
「小さく踏み出す!アシタノミニ処方箋」では、記事を読んで「すごいなー」と思うだけで終わりにならないよう、簡単に試せるような小さな工夫を紹介していきます。
あれこれ気軽に試してみて、続けられそうなことがありましたら、習慣にぜひ取り入れてみてください!
とゆ(@toyu3)と申します。空と雲が好き。とゆ空間(http://toyu3.blog.fc2.com/)にはライフハックネタを不定期に、とゆメモ(http://memo.toyu3.net)には日常+毎日の空の写真を載せています。その他の情報はこちらをご覧ください。