私の愛しいアップルパイへ
おっと、大丈夫です。落ち着いて下さい、私はまともです。
私は普段jMatsuzakiというブログで活動している者です。今日はあなたとの素晴らしい出会いに感謝して、1つお話したい事があります。
アシタノレシピ
そう、それはこの愛すべきブログ上で私が何を発信しようしているかという事についてです。
好きな事に正直であれ
私はいつも思うんです。みんな自分の”好き”にもっと正直になって、好きな事にもっと没頭できる様になれば、今よりもっと幸せになれるのに、と。
確かに好きな事に没頭するのは決して容易な事ではありません。そこには実に多くの人間的で現実的な問題が立ちはだかります。時間、習慣、自信、気力、欲望、性格、人間関係などの様々な事をコントロールし、マネジメントする必要があるのです。
対象が”仕事”だろうが”趣味”だろうが”夢”だろうが同じです。ですから、私は好きな事に没頭する為の 知恵や技をもっとあなたに知って欲しいと思うのです。
原点となった挫折
そんな考えを持つ様になったのは、単なる思いつきではありませんでした。私の原点をお話しましょう。それはちょっとした挫折でした。
私の”好き “は音楽です。
普段は「システム屋」として会社に勤めていますが、それ以外は「音楽家」として全ての力を音楽に注ぎ込んでいます。今では明朗な心を持って随分と音楽に没頭できる様になりましたが、1年ほど前はまったく違いました。
“システム屋のままでいるべきでは無い”という感情と、“今から音楽家だなんて馬鹿げている”という感情の間でジワジワと押し潰されそうになっていたのです。
なんとも地味な挫折だった様に思います。仕事で大成功する事もなければ、大失敗した事もない。バンドで驚く程ファンが居た事もなければ、全然居ない事も無い。友人と乱痴気騒ぎする事もなければ、まったく遊ばない事もない。お天道様に飛び上がるほど感謝する事もなければ、”地獄までが俺たちに門を閉めちまったのか!”と叫ぶほどの事も無い。
その絶妙なバランス感覚。中庸は中庸でも凡庸という類のものです。
oh,,,思い出しただけでもゾッとします。
その細く緩やかな生活の中で、少しずつ少しずつ小さくなっていく感覚。少しずつ少しずつ何者でも無くなっていく感覚です。気がつけば無気力状態が人生の大半を占める様になり、のっぴきならない状態に陥りました。
好きなことを犠牲にする必要はない
それでも人生に転機は訪れるものです。そこから這い上がる決意をした私はどうにかこうにか、最近になってようやく音楽に没頭できる状態になって来ました。
好きな事に没頭したいのに現実を前にして中々没頭できない。同じ悩みを持っている方はきっと多いはずです。特に過去の私の様に“仕事”によって自分の”好き”を抑圧してしまうのは本当に勿体ない事だと思います。
ですから私がこの”挫折”から学びとったノウハウと、今まさに成長せんと欲する私の考えを、是非皆さんと共有したいのです。
そして認識して欲しいのです。そして共感して欲しいのです。そして考えて欲しいのです。そして行動に移して欲しいのです!
仕事にも夢にもQQSを実現する
“好きな事に没頭する”
私はそれをQQSを実現する事だと考えています。QQSは”Quality, Quantity & Spirit”の略です。つまり”質と量と魂”という事になります。
好きな事に対して”質”を高めようと考えるのは当然の事です。そして”質”の高さはどれだけ”量”をこなしたかに大きく左右されます。さらに”質”と”量”を強烈に後押しするのは、あなたがその好きな事に”魂”を込めているかです。
私はこの愛すべきアシタノレシピで、あなたがあなたの好きな事に没頭して、それらに”質と量と魂”を実現する手助けをしたいと考えております。私が実践の中で学んだ数々の再現性のあるアイデアやコツ、テクニックなんぞを尽きせざる噴水の如く発信していこうと思うのです。
夢見るリアリストの熱情
そこには手品師の様な、目の玉が飛び出るほどの妙技はございません。そこには魔法使いの様な、超人的な力を持つ神秘はございません。ひたすら現実的で泥臭く、地べたを這いずり回るようなワザがあるだけです。しかしそれは誰もが実践可能なものです。
この連載に私は「夢見るリアリストの熱情」という表題を付ける事に決めました。
「夢見るリアリストの熱情」
おお、なんと甘美に響く言葉でしょう。この連載は毎週火曜日になります。これからどうぞ宜しくお願い致します。
貴下の従順なる下僕 松崎より
システム系の専門学校を卒業後、システム屋として6年半の会社員生活を経て独立。ブログを通して、小学生のころからの夢であった音楽家へ至るまでの全プロセスを公開することで、のっぴきならない現実を乗り越えて、諦めきれない夢に向かう生き方を伝えている。2015年からは「jMatsuzaki」名義でのバンド活動を開始。
もっと詳しく知りたい? ⇒ 「jMatsuzakiとは誰か?」