よりよい生活を送るため、新しい習慣を増やしていくことは良いことです。
しかし、増やし続けるだけではいつか破綻してしまいますから、新たに増やした習慣をどこかで止めることもまた大切でしょう。
今回は、私が新たに増やした習慣をやめる際にどんなステップを踏んで検討しているのかを、実例を交えてご紹介します。
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1.習慣化した目的を確認する
2.目的に対して習慣の効果を振り返る
3.振り返りの結果について考察する
最近、私がやめたこと
・メモをスキャンしてEvernoteに保存すること
私はA4用紙を八つ折りにしたメモ用紙を使って、日々のメモをとっています。
今までは、このメモを使い切る度にスキャンを行い、pdfファイルをEvernoteに保存していました。
しかし、この行為を続けることについて疑問を抱いた結果、この習慣を止めるに至りました。
1.習慣化した目的を確認する
そもそもこの「メモをスキャンしてEvernoteに保存すること」の目的は何だったのでしょう?それは以下の通りです。
・メモを捨てる際の安心感を得たい
・もし見返す必要が出たときのバックアップとしたい
2.目的に対して習慣の効果を振り返る
安心感は得られたか?
メモをスキャンしてEvernoteに保存するという行為によって、確かにメモを捨てる際の安心感は得られました。
ですから、この点では目的を達成しています。
バックアップとして機能していたか?
これもバックアップとしてきちんと機能していました。しかし、バックアップを参照した機会としては、2年間で1、2回といったところです。
スキャンしてEvernoteに保存し、バックアップとして機能するように整理するという行為はいくらかの時間を要しますので、ここにひっかかりを感じます。
3.振り返りの結果について考察する
そもそも見返す機会がなかったのはなぜ?
見返す機会が少なかった理由は、私は日次レビューの際にメモ書きの内容を全て整理してテキスト化し、Evernoteに保存しているためです。
そして唯一バックアップを参照したときは、メモに書いていたイラストを見返したかったときですが、見返せなくても大きな支障はなかったと考えます。
ということは、「メモ書きをスキャンしてEvernoteに保存する」という習慣は無くても良さそうです。
この習慣を止めても安心感は得られるのか?
ここで問題となってくるのは、そもそも「安心感を得る」ために始めた習慣だったということです。
しかし、2年間やってみた経験から、バックアップがなくても大丈夫だということを知っています。
ですから、今後はスキャンをしなくても安心です。
まとめ
1.習慣化した目的を確認する
2.目的に対して習慣の効果を振り返る
3.振り返りの結果について考察する
このように検討していくことで、習慣を止めるべきか?継続するのなら改善すべき点はないか?といった判断が行い易くなります。
新しく何かを始めたときは、まず30日継続してみましょう。そして、習慣を継続するかどうか迷ったとき、このように振り返ってみてはどうでしょうか?
振り返りの際はこれまでの記録があると大変役立ちますので、習慣化する際には記録もつけておくのが良いですね。
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