会社で調べ物をする機会ってけっこうありますよね。でも仕事に関連した専門知識はネットではなかなか見つからないものです。
そこで今日は、ネットを使わずに会社で調べ物をするときの方法についていくつか例示してみたいと思います。
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1.社内データベースの活用
会社に過去の知見をまとめたデータベースはありませんか?
きちんと整備されたものならば、検索機能なども充実している場合があります。
うちにはない?もしかしたらあなたが知らないだけかもしれないので、上司や同僚に聞いてみてはどうでしょうか。
2.嘱託の方に聞く
定年後も会社に勤められている嘱託の方はいませんか?
彼らは数十年会社に居ただけでなく、元々は管理職だったという場合も多いはずです。
何か独自の情報や情報ルートを持っているかもしれません。
3.チームの書棚を見る
自分のチームの書棚に過去の知見や専門書は保管されていませんか?
その書棚には自分のチームに関わる書類・資料のみが集まっているはずです。
役に立つものはない?実はあなたが知らないだけかもしれないので、上司や同僚に聞いてみてはどうでしょうか。
4.社内図書館・資料室を活用する
社内に図書館やデータベース化されている資料室はありませんか?
会社に関係する書籍・資料が保管されているので、役に立つものがあるかもしれません。
他部署が管理している書籍・資料であっても、きちんとお願いすれば郵送してもらえたりするものです。
5.専門家に聞く
社内・社外を問わず、その道の専門家に質問してみることは早くて効果的です。
しかし、彼らはその豊富な知識ゆえに、質問の伝え方を間違えるとこちらの意図と違う回答を熱心に答えてくれます。
相手の時間を無駄にしないためにも、事前に質問事項を整理し、書き出してから聞きましょう。
6.上司・同僚に相談する
どうにも足がかりがつかめないときには、早めに上司や同僚に相談してみましょう。
その際には、答えを聞くというよりは探し方を聞く方が、後々のことを考えるとおすすめです。
これまで何度も書いた通り、社内ではよくある調べ方をあなたが知らないだけということもありえるからです。
7.自分データベースを検索する
EvernoteやFenrirFSを使い、日頃から業務上の資料を整理しながら貯めこんでおけば、こういうときに役立ちます。
自分のフィルターを通して仕事の資料を集めたデータベースは正にあなただけのGoogleです。
参考記事
・見たい資料がすぐ見つかる!Evernoteを利用して紙の書類を電子ファイルで管理しよう!(前編)
・見たい資料がすぐ見つかる!Evernoteを利用して紙の書類を電子ファイルで管理しよう!(後編)
・Evernoteが使えなくても、「紙」→「デジタル」変換しよう!代わりのツールがあるからね。
いろんな調べ方を知っておくと便利です
調べ物にはなるべく時間をかけたくないですし、調べ方がわからなくて動けないという状況も避けたいものです。
今回ご紹介した内容の他にも、独自の調べ方を見つけておくと将来の仕事が大変楽になります。
なお、調べ物をしている最中は調べた履歴を意識的に残すと良いです。
誰かに調べ物を引き継ぐときに効率的ですし、元の情報を提示する際にも役立ちます。
はま(@Surf_Fish)です!あなたの暮らし・仕事を少し楽にするブログ「はまラボ」を運営しています。20代子持ち研究職。TaskChute公式エバンジェリスト。「記録」「習慣」「Evernote」が大好き。もっと詳細な情報・連絡先はこちら。