自分で答えを考えてから質問してみる

業界用語といったすでに定義が決まっているものは、尋ねて書き留めて都度覚えればよいと思います。しかし、仕事の進め方、顧客への対応といった正解がない事柄に対しては、自分なりにいったん答えを出してから人に尋ねる方がよいのではないでしょうか。

ふっと浮かんだ疑問を反射のように質問して、返ってきた答えをそのまま鵜呑みにすることはとても楽です。しかし、周りの人がすべての答えを、また正しい答えを知っているとは限りません。

誰もが解釈に困る状況になった時に日々自分で考えるくせがないと、何も行動を起こせなくなりますし、情報の正誤が判断できなくなってしまいます。

また、予め自分で考えておくと返ってきた答えと比較することができるので、よりよい方法が見つかるかもしれません。

経験が浅い時は幼稚な考えしか思いつかないかもしれませんが、初めから成熟した答えを出すのは難しいですし、何も考えていないよりはましです。

若い方・新しい立場の方はどんどん自分で考えて、逆に経験を積んでいる方はその答えを馬鹿にしたり頭ごなしに否定せず、一緒に考えたり、その様子を暖かく見守ってあげてほしいなと思います。

今日の処方箋

小さく踏み出す!アシタノミニ処方箋」では、記事を読んで「すごいなー」と思うだけで終わりにならないよう、簡単に試せるような小さな工夫を紹介していきます。

あれこれ気軽に試してみて、続けられそうなことがありましたら、習慣にぜひ取り入れてみてください!

1つ前の処方箋「今だからこそ気づけることは何なのか?を考えてみる」もどうぞ~。

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