やり終えることを1つだけ決めてみる

物事に集中できない時、「やることが山積みだ」と気持ちばかり急いてしまう時があります。

何かしら手は動かしているのですが、はっと気がつくと時間ばかり過ぎていて、望むアウトプットは何も出ていない状態になると、ますます自己嫌悪に陥ります。

そういういまいちな時に心がけていることが、やり終えることを1つ決めることです。

手をつける対象は、極力簡単な内容で、今の自分が「確実に」達成可能かという視点で決める方がよいです。やり終えることができないと、尚のこと嫌な気分になってしまいますので。

例えば、スライドを今日中に10枚作らなければいけないという時、「スライドを10枚作る」と宣言しても瞬時に10枚のスライドは仕上がりません。まずはファイルを作成する、1枚1枚に書く内容を決める、スライドに載せるデータを集めてくるというように、段階を踏む必要があります。

結局は、1つを終えたら次の1つというように、順番に進めていくしかありません。

小さくても1つ何かをやり終えると、「予定した通りに○○を終わらせられた」と達成感が得られます。そうすると勢いがついて、次の行動に着手しやすい気がします。

「何もできていない」と焦りがある時は、自分が必ずやり終えられることにフォーカスを当ててみてはいかがでしょうか。小さなことでも、やり終わったのなら状況は進展しているのですから。

今日の処方箋

小さく踏み出す!アシタノミニ処方箋」では、記事を読んで「すごいなー」と思うだけで終わりにならないよう、簡単に試せるような小さな工夫を紹介していきます。

あれこれ気軽に試してみて、続けられそうなことがありましたら、習慣にぜひ取り入れてみてください!

1つ前の処方箋「目的を持たずに外を歩いてみる」もどうぞ~。

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