目標探しは自分という鉱脈への旅【アシタヲタノシクスルコント】


Illustration by ふじもなおのアトリエ

「小説家ブロガーとし(@toshi586014)でーす」

「長女のゼロ歳児でーす」

「メリークリスマスでちゅ!」

「ジングルベール♪ジングルベール♪すっずが鳴るー♪ってなんでやん!もうお正月やん!」

「とうたん、新年早々ベタなノリツッコミでちゅね」

「うっ、やっぱりそうだよね。うすうすベタなツッコミが多いことには気がついていたんだよ……。よし!父ちゃん、今年の目標はツッコミのバリエーションを増やすことにするよ」

「アシタノレシピをお読みのみなちゃーん、あけましておめでとうございまちゅー」

「おーい!父ちゃんの新年の決意はムシなんかーい!おっと、失礼しました。というわけで、今回のお題は目標探しです。というわけで、アシタヲタノシクスルコント『目標探しは自分という鉱脈への旅』はじまりはじまりー」

第一幕 自分史作り

「ねーねー、とうたん。あたち今年こそは目標を立てようと思うのでつが、どうやって立てたらいいかわからないんでつよ」

「(今年こそはって、産まれて初めてのお正月やん)えっとね、目標を立てるときは、先に自分史を作るといいよ」

「『じぶんし』というと上から読んでも下から読んでもっていうアレでちゅね」

「それは新聞紙!」

「ブー。ハズレでちゅ。正解は山本山でちた」

「自分史関係ないし!しかも山本山ネタ古いよ!昭和だよ!」

「自分史というのはしごたのさん(@shigotano)が紹介している『不確実な時代を生き抜くために、まず自分についての「誤解の連鎖」を断ち切る』でちゅね」

「おっ、おう。それそれ。簡単に言うと『自分が生まれてから今日までのすべての出来事を綴ったもの』なんだ」

第二幕 なぜ自分史なのか?

「あたちはねー、六月に産まれて、十月に寝返りができるようになったの。あとはねー、かあたんに抱っこしてもらったり、にいたんに遊んでもらったりしたでちゅ」

「あれ?ほら、父ちゃんも抱っこしたり遊んだりしてるよね?」

「それはさておいてでちゅね、なんで自分史を書くでちゅか?」

「父ちゃんの魂の叫びがおいとかれた(シクシク)。えっとね、自分史を書くと自分がやりたいことや得意なことが見えてくるんだよ」

「ふーん、そうなんでちゅか?」

「そうなの。例えば父ちゃんは小説を書くことが好きでブログで小説を公開しているでしょ?なぜ小説を書きたいのかというと、『父の本棚とわたしが小説を書く理由』のような理由があったんだよ。iPhoneアプリ開発をはじめたのも『なぜアプリ開発なのか?コンピューターをめぐる冒険。【エッセイ】』のような理由があったからなのさ」

「どっちも子どもの頃から好きなことのお話しでちゅね」

「さすがゼロ歳児!いいとこに目をつけたね。この二つに共通するのは、『子どもの頃からハマって、たくさんの時間を費やしたこと』なんだ」

「でも、なんでそれがやりたいことや得意なことに関係するんでちゅか?」

「それはね、二つ理由があるんだ。まず、好きなことだと夢中になってすることができるでしょ?もうひとつは、今までにたくさん時間をつぎ込んできたんだから、ある程度は身についているってところなんだ。だからね、自分史の中から自分がハマったことを探すと、やりたいことや得意なことが見えてくるんだよ」

「それが、とうたんの場合は小説とiPhoneアプリ開発だったんでちゅね」

「そうなんだよ。自分史を探るということは、自分という鉱脈から素晴らしい原石を見付け出すようなことなのさ。だからね、とても時間がかかることもあるんだ。父ちゃんも半年以上かかったからね。ゼロ歳児もあせらずにのんびりと探してみたら?」

「よーち、あたち目標を決めた。立っちができるようになること。それと、かっこいいカレシを捕まえること」

「えっ!?もう決めたの?って、カレシはやめてー!まだ早いでしょ!父ちゃん泣いちゃう」

「とうたん、泣いてないでさっさとごあいさつしてくだちゃい」

「そっ、それではこの記事が、あなたのアシタヲタノシクするきっかけになりますように(シクシク)」

「なりまちゅように。」

終幕 ごあいさつ

「あらためまして、あけましておめでとうございます。新しい年の初投稿なので、目標について書きました。2014年の目標をすでに立てた方も多いでしょうが、先々を見据えるためにも一度立ち止まって過去を振り返ってみてはいかがでしょうか」

「あたちも振り返るでちゅ!」

「えっと、ゼロ歳児はまだ六ヶ月くらいしか振り返ることないよね?」

「とうたん、なに言ってるでちゅか!ゼロ歳児の六ヶ月は、大人の十年に値するってクロコダインも言ってたでちゅよ」

「いや、確かにゼロ歳児の六ヶ月間の成長はすごいけれども、なんで『ダイの大冒険』やねーん!キミほんまにゼロ歳児かーい!さて、華麗なツッコミが決まったところで、今回の締めです。次回は、目標を具体的な行動に移すコツを紹介します」

「お楽しみにでちゅー」

Written with MyEditor.

Posted from するぷろ for iPhone.

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で