ウェブディレクターとして企業に務めつつ、ブロガーとしても活動する私です。
ITデバイスから離れる瞬間は風呂と食事ぐらいという生活の中で、それでも欠かせないのがアナログツール「文房具」。
「考える時間」には文房具が絶対に必要なんですよ。きっとどんなにITが発展しても、これだけは変わらないんでしょうね。
今日はそんな私が愛用している文房具を9つ厳選して、チラッとご紹介しようと思います。
[1] 手帳:ほぼ日手帳カズン
スケジュールやタスク管理、プロジェクト管理などはすべてウェブサービスを利用しています。
それでも毎年使い続けてしまうのが、この「ほぼ日手帳カズン」です。
マンスリー・ウィークリー(バーティカル)・デイリーと、非常に盛り沢山で隙がない人気手帳です。唯一の弱点は重いことですが、それを差し引いても魅力的な一品。
手帳だけは手放せないんですねー。アイデアをぐだぐだ書いてみたり、「来週はこんな週にしよう」なんて決意表明してみたり。
スケジュールやタスクなんて固いものではなく、非常にゆる〜く生活に寄り添ってくれるので気に入ってます。
[2] 万年筆:デシモ
人々に愛され続け、筆記具の中では鉛筆の次に古い「万年筆」。ちなみに誕生したのは1809年とのこと。
水性のインクを紙に走らせて文字を書く。力を必要としないその滑らかな書き味が、人々の心を魅了して止まない大きな理由の一つです。
ただし欠点もあります。その一つはインクの乾き。ペン軸に入れられたインクは、保存状況が悪いと乾いて固まってしまうのです。
ですので万年筆は通常、ペットボトルのような回転式のキャップを閉めることで、インクが空気に触れるのを防ぎます。
つまり、いざ書こうと思い立ってからペンを走らせるまでに時間がかかってしまうんです。速記性に欠けるというのが、万年筆の欠点でもありました。
しかし、それを打ち破ったのは我らが国内文具メーカー「パイロット」。
キャップではなく、ボールペンのようなノック式の万年筆を開発したのです。それが「キャップレスシリーズ」。その中でも私が愛用しているのが「デシモ」というモデルです。
書きたい時にサッと書ける。当たり前といえば当たり前なのですが、その手軽さが非常に嬉しいのです。
ポッと出のアイデアの走り書きから、じっくり紙と向き合う考え事まで。どんなシーンにも一緒にいられる万年筆ということで、「ほぼ日手帳」に挿して持ち歩いています。
[3] 手帳拡張ノート:カクリエ
「ほぼ日手帳カズン」をメインノートとして書きたいことを書いていますが、日によってはスペースが足りなくなってしまうことがあります。
そこで、常に「ほぼ日手帳カズン」のケースに挿して一緒に持ち歩いているのが、この「ca.crea(カクリエ)」というノートです。
「ca.crea(カクリエ)」の最大の特徴は、そのサイズです。
縦幅は通常のA4サイズと同じなのですが、横幅がA4の1/3しかありません。つまり、ちょっと縦長なデザインをしています。
これが非常に “ちょうど良い” 。メインでガシガシ書いていくノートではなく、「ほぼ日手帳カズン」の補完用として使いやすいんです。
「ほぼ日手帳カズン」に書き切れなかった場合は「ca.crea(カクリエ)」にメモをして、その部分を切り取ります。そしてそれを改めて「ほぼ日手帳カズン」のデイリーノート欄に貼り付けるようにしています。
[4] 4色ボールペン:LAMY2000
この界隈で知らない人はいないほどポピュラーな4色ボールペン「LAMY 2000」。私もその愛用者の一人です。
安物ではなく、「ちょっと高級な4色ボールペン」を探していれば、必ず行き着く道だと思います。
でも、昔は使っていませんでした。と言うのも、リフィルが気に入らなかったのです。「4C規格」と呼ばれるリフィルであれば互換性があるのですが、なかなか書き味の良いリフィルが見つからなかった。
そんな中、ホントつい最近の出来事です。あの「ぬるぬる滑らかな油性ボールペン」で人気の「JetStream」から、遂に4C規格対応のリフィルが発売になったのです。
今ではこの「JetStream」のリフィルを「LAMY 2000」に入れて使っています。一度使ったら、他の4色には戻れないかなぁ。
[5] アイデアメモ:ロディア
急に降り注いで来たタスク、ちょっとしたアイデアの走り書き。ササッと書き記したい時に、小型のメモ帳が手元にあると便利です。
そんな用途では、やはりロディアが使いやすい。
一枚一枚切り離せるので、メモに対する次のアクションが起こしやすいんです。それは例えば、写真を撮ってEvernoteに送ったり、「ほぼ日手帳カズン」のデイリー欄に貼り付けたり。
メモをゴミにさせないアクションは、ロディアだからやりやすい。
[6] 多色ペン:マルチ8
主にマインドマップを書くときや、手帳に彩りが欲しい時に使う多色ペンです。色鉛筆を何本も持つよりも、これ一本持っていれば良い。それが結構楽なんですよね。
個人的には使う頻度がそんなに大きいアイテムではありますが、持っていると心強い。
特に手帳に色を入れたりする場合、ボールペンや水性ペンでゴリゴリ書くよりも柔らかい感じになるので、好んで使っています。
[7] 今日のToDo:リーガルパッド
リーガルパッドと言われるメモ帳の使い勝手が意外とよくて、かなり長い間使い続けています。
一枚一枚切り取れる、罫線入りのA4メモ用紙。これがちょうど良い感じのサイズなんですよ。
私はこれを「今日のToDo」を書き記すためのメモ用紙として使っています。
タスク管理としては「Todoist」というウェブサービスを使っていますが、今日のタスクは一々書き出しています。
今日のタスクを目で確認するのと、「今日やる!」と心に決めてから一日を始めるのでは、その日が全く違うものになるのですから、不思議なものです。
ちなみに、実際使う時は以下のケースに入れて使用してますよ。
[8] ペンケース
ペンケースを箱として持ち歩く習慣がない私が、ペンを持ち出す手段として使っているのが、このペンケース。
入れられるペンの数は2本ほどと、決して多くはありません。ですが、普段からそんなに多くのペンを持ち歩くわけではないので、これぐらいがちょうど良いです。
また、後ろに調節可能なゴムバンドが付いていて、ノートに引っ掛けて持ち運べます。ゴムバンドが結構長く調節できるので、大概のノートには引っ掛けられます。
合皮を使ったペンケースの割に、非常に安いのも特徴ですね。1000円しませんから。
[9] 高級風ペン:OHTO社リバティ
値段は安い。確かに安いんですが、見た目からは決して分からない、ちょっとした高級感があるボールペンです。
しかしこのペンの魅力は価格だけではありません。実は、国産の300系のゲルインキが使えるんです。
「300系」という言葉には聞き覚えはあまりないと思います。これは「4C」のようなリフィルの規格のひとつで、その中には「Jetstream」や「フリクション」、「Signo」や「SARASA」などが含まれます。
OHTO社のリバティが対応しているのはその中の一部ではあります。しかしそれでも、国産のゲルインクを使えながら安物でない風体をした数少ないボールペンなんです。
ちなみに、OHTO社のリバティで使えるリフィルは、以下の記事が非常に参考になります。
あとがき
今月のアシタノのテーマは「私の仕事道具」。そこで今回はちょっと物語から離れてみました。
文房具には不思議な魅力がありますよねー。今後もきっとローテーションは激しく変わってくるでしょうが、今の私にスタメンはこんな感じです。
参考になりますでしょうか♪
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