早いもので、今年で入社10年目になりました。今回は新入社員当時の自分を思い出しながら、新入社員の方に意識してみて欲しいことを書き出してみました。
1.何か記録をとってみよう
体重でもいいし、通勤にかかる時間でもいいです。続かなくてもいいけれど、何かの記録をとってみよう。
周囲の影響を受けやすいこの時期に、「何かの記録(=自分で自分をきちんと見ていること)」は自分の軸をつくってくれます。
また、自分の不調を予測する材料にもなります。(体重が増えた・減った。いつもよりも通勤にかかる時間が長い(=足取りが重い))
2.新入社員らしくあってください
何をしても多めに見てもらえるのは1年目だけです。
無理に背伸びせず、素直に振る舞ってください。わからないことはなんでも聞いてください。
特に、その業界で基本的なことをわからないままにしておくと、歳を取るにつれてどんどん聞きづらくなります。
3.メモをとってください
日頃からメモをとる習慣がある人はこの言葉を無視してください。
しかしそうでない人は、メモをとる必要があるかどうかを考える前に、人から話を聞いたらメモをとってください。
大事なのは「メモをとろうと思ったときに手が動かせる人である」ことです。
メモをとるべき内容を嗅ぎ分けるセンスも、ひたすらメモをとることで養われます。
4.お気に入りの文房具・道具を持ってください
入社した時点から、あなたはその仕事のプロだと社会から見られます。
プロは自分の道具にこだわるものです。良い道具を使って、楽しく快適に仕事をしてください。
5.指示を受けたら、きちんと理解できるまで聞き返してください
中途半端にわかったふりをするのは、指示をした側も、指示をされた側も不幸にします。
見当違いの仕事をしてあなたが怒られたり、苦労したりするぐらいであれば、根気よく質問して少し鬱陶しく思われるぐらいが良いです。
指示側がきちんと説明できないとしたらそれは指示側の力不足です。あなたが質問することで指示側も育ちます(笑)
6.指示された仕事の目的や背景を考えてみてください
本来は指示する側がきちんと伝えるべきなのですが、指示する側が伝え忘れることも多いです。
初めての仕事、普通とはちょっと違うと感じられる仕事を指示されたら、その仕事の目的を聞いてみてください。
「なぜこの仕事をするのか?」がわかれば、「やってはいけないこと」「やると喜ばれそうなこと」などがわかってきます。
7.人と話すのが苦手なら、いつでも原稿をつくってみてください
会社に入ると、普段とは違う言葉遣いのルールの中で生きることになります。
例えば社外の人との電話などは、ほとんどの人が最初は苦手とするでしょう。
社外に電話したり、目上の人に相談する場合などは、話そうと思っている内容をそのまま書いた原稿を用意してみてください。
少し面倒かもしれませんが、話すことが怖くていつまでも行動できずにいるよりはずっと良い方法です。
8.よく寝てください
睡眠不足のまま仕事をすることは、お酒に酔った状態で仕事をすることと同程度のパフォーマンスしか出せません。
何より、毎日十分に寝れば健康でいられます。
今は実感がないかもしれませんが、健康でいることは、仕事もプライベートも楽しく過ごすための基礎になります。
9.仕事で困ったときはすぐ誰かに相談してください
同期ではなく先輩がいいです。直接の上司に相談しにくければ、他の人でもいいです。
職場の先輩誰かに話しかければ、とりあえず事態は動き出します。
「誰に相談すれば問題が解決するのか?」はあなたが最初に相談した人が考えてくれますから、まずは相談してください。
10.速さ重視でいこう!
仕事の評価は「速さ、質、量」の軸で判断されることが多いです。
質や量を充実させるには経験や慣れが必要ですが、速さなら誰でもできます。
まずは仕事の速さを重視してみてください。
この場合の速さとは対応の速さであって、無闇に急いだり、効率化することではありません。
「すぐにとりかかる」「速く成果物を見せる」ということです。
多機能だけど反応が遅いスマホと、機能は少ないけれど反応がとても速いスマホであれば、多くの人は後者を選ぶのではないでしょうか?
反応の速さというのはそれぐらい喜ばれることです。
この記事があなたの参考になれば幸いです!
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