とりあえず3日やってみる!初めてのレポートで気づいたコツ

ぱうぜセンセのコメントボックス
基礎ゼミもいよいよ後半戦。
「来週はプレゼン大会だよ。中間レポートの内容でもいいし、レポートを書いて気がついたことでみんなに勧めたいことでもいい。なんでもいいから、主張・理由・証拠がそろった内容を、NUboardを使って、2分プレゼン、1分質疑応答をやってみよう。2分で鐘を鳴らすから、そうしたら『何か質問はありませんか?』って聞くんだよ。ボードに書きたいキーワードとか、前もって準備してきてね」
~1週間後~
無茶ぶりだったけど、みんなきちんと準備してきてくれた。特に、真理哉くんのプレゼンは、他の学生にも教えたい内容だったなあ。

「最初の3日間、とりあえずやってみる!」

せっかくだから、真理哉くんにもう一度聞いてみよう。


(前回のお話はこちら)ネット検索に一工夫!「書いたつもり」で掛け算しよう

イメージだけだと前に進めない

「真理哉くんの主張は、『課題が出たらとりあえず3日間やってみる』だったね。どうしてそういうことに気づいたのかな?」

「ぱうぜセンセのレポートだけじゃなくて、他の授業でもレポートとかプレゼンとか結構出たんですよ」

ゴールデンウィーク明けに〆切が集中しちゃって大変だったみたいだ。大学の先生は別に他の先生がどんな課題をいつ〆切で出しているかなんてあまり気にしていないからねえ。

「それで、どうなったの?」

「レポートになかなか取りかかれないんです。イメージはなんとなくあったんですけど、うまくいかなくて。やる前はなんとかなるって思ってたのに、やってみると意外と困ったりして」

どうも、真理哉くんは、文章を書くことの前の下ごしらえがいくつもあることに気づくのが遅れたみたいだね。

「やってみてはじめて、思ったよりもやるべきことの分量が多いことに気がついたんです」

やってみれば力のいれ具合がわかる

「だから、『とりあえず3日間やってみればいい』と思ったんですよ」

曰く、課題が出たら、その後の3日間にとりあえずやってみる、ということらしい。

「これで、力の要れ具合とか、取り寄せないといけない資料があるかどうかとか、わかるんです」

そういや、似たようなことを前にとゆさんも言ってたな。

一番遠い締切りの仕事から始めてみる
未来の自分を楽にしてあげられる …
「未来の自分を楽にしてあげられる」って良い視点ですね

 なぜ3日?

「そういや、質疑応答で『なんで3日なの?』って質問が飛んでたね」

「ええ、まあ、3日っていうのには特に根拠は無いんですよ。ただ、課題を受け取って3日の間にはやってみる、ってルールにしておけば、忘れないかなあ、と」

来週の授業までにちょっとすすめておけば、出題した先生に質問もできるし。

「はい、ということで・・・ぱうぜセンセ、最終レポートの『3冊読んで自分の意見を書く』、とりあえずやってみたんですけどこのあと質問しても良いですか?」

おお、早速実践してるのか。それじゃ、次回は『3冊レポート』だね。

◇ぱうぜセンセのメモ◇

プレゼンのツールとして今回は学生にNUboardを貸してみた。けっこう使いこなしてたようで何より。枚数書きすぎてうまく行かない人や少なすぎる人もいたけど、一回やってみないとわからないもんね。

編集後記

基礎ゼミが後半に入ったので「一旦みんなにシェアする練習をしよう」とプレゼン大会をやりました。
今回の内容は、ある学生が実際に行ったプレゼンほぼそのままです(転載許可をいただいております)。Mさん、本当にありがとうございます。
なお、プレゼン大会ではNUboardを使いました。
使用例についてはこちらの記事をどうぞ。
NUboard(ヌーボード)をコミュニケーションに使おう #NUboard – カフェパウゼをあなたと
使い方いろいろです

131222 nuboardユーザーミーティング「対話に使おうnuboard」(横田明美)
以前行った講演のスライドです

ぜひ皆さん、「バーチャルコメントボックス」に質問をお寄せください。Twitterで @kfpause宛てにツイートしていただいても結構ですし、 #ashitano をつけて投稿していただければ適宜拾いますので、どしどしお寄せください。

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