どうも。ノリハナ(@infnity_87_)です。
ぼくは今まで結構真面目に生きてきました。
すみません。ちょっと言い過ぎました。今までと言っても生まれてからずっとではありません。
ちょうどビジネス書とか自己啓発書をガシガシ読み始めた8年くらい前からです。※それまでは結構いい加減に生きてました(笑)。
こういう本ってやたらと真面目とか正直に生きることを勧めてくるじゃないですか?
「成功したければかくあるべし」的な。
嘘をついちゃいけないし、グチいってもいけない。人をだますなんてもってのほかだし、責任を持って、努力を尽くして、良い人であらねばらない。
こういう教えは小さい頃から耳にタコができるほど聞かされています。その通りにするのはそれなりに努力が必要ですし、そうすることが正しいと思えます。なにより、それを愚直に実行している自分に酔えるんですね。
だからぼくは本のいう通りにできる限りの努力を尽くして、それらを身につけようとしてきました。
今回紹介する本はなんとこれと真逆のことを勧めてきます。
もっとテキトーに。もっといいかげんに。もっと人に迷惑をかけて生きましょうよ。と。
『いいかげんに、生きる』/心屋仁之助
では恒例のブックマンダラートで。
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本を読むようになって、いつの間にか、正義マン、真面目マンになり始めたぼく。
正論を振りかざすのは一見正しい選択肢だけれども、そう簡単に人を動かすことはできません。
でもって、真面目になったら、真面目にすることが基準になって、そうしないやつが目に付きます。グチも吐かないからどんどん溜まる。
真面目を追求してもなんかうまくいかないと感じ始めました。
最近のぼくは心屋さんの影響もあって、「がんばらない」生き方にじんわりシフトしています。
その中でも、意識しているのは「迷惑をかける」こと。
迷惑をかけて生きるって言ってもね。「迷惑かけてもいい」って意識するだけの中途半端なやつではなくて、ちゃんと、全力で迷惑かけないとダメみたいです。
これがまた難しいんですけども。
自分の責任を果たしてから、余った分で迷惑をかけるから、そこに不満が残るんです。全部丸投げしたら、そこにはもう感謝しかありません。
身近な人にはもうバレてそうですが、最近のぼくは思いつくだけ思いついたら、自分ではほとんど動かず、行動力のある人に適当に投げっぱなしています。
無責任ですね。そして、まさに口だけの男です。
以前の自分からは全く想像できません。だって、そんなこと「悪」ですもん。罪悪感しか感じません。
でも、それが意外とうまく回るんです。
そうなるともう感謝しかないし、なにより楽で楽しい。
ありがとう。
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まとめ
誤解のないように言うと、なにも真面目が全て悪いわけではありません。
ぼくだってずっといい加減ではないし、自然と真面目にやってうまくいくこともある。
要は真面目もいいんだけど、いい加減もいい。
選択肢の話です。
真面目でうまくいかないなら、今度はいい加減に生きてみればいい。
真面目に生きると、人の粗に気づくようになります。
不倫とか不正とか、怠惰とか。そんなことに目くじらを立てていても自分がしんどいだけです。
勝手に嫉妬を募らせても相手は全然疲れません。自分が一番疲れるんです。
一度きりの人生、うまくいかないなら別の生き方を試してみてもいいんですよ。
それから自分に合う方を、時と場合と感情に添って選んでみてください。
それでは今日はこの辺で。
また再来週。スキマ時間にお会いしましょう。
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泣く子も笑うラフハッカー。ブログ『ラフハックス』、ライフハック勉強会『cotola』主宰。好きな言葉は「次はこうしてみたら?」。プランナーとして、暮らしを楽しくするお手伝い(ヒアリング→プランニング)もしています。
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