あなたのイライラする気持ち『付箋』で解決してみませんか?

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「あ〜 何だかイライラする!」「このモヤモヤした気持ちは何なんだ?」って時はありませんか?

自慢ではないですが、私はイライラすることがよくあります。

理由が明確でイライラしている分には、その理由が解決されれば良いってことなんですが、自分がなぜイライラしているのかがわからずにイライラしていることがあります。

なんとなくは理由がわかっていても、イライラの原因を明確にしないことには、そのイライラからはなかなか解消されませんからね。

今回はそんなイライラする気持ちを、『付箋』で解決する方法をご紹介します。

イライラする気持ちを『付箋』で解決!

書き出すことで整理する

理由が明確でイライラしている時にありがちなのが、一度にたくさんのことを考えてしまうことです。

前回の記事【脳のパフォーマンスを下げない方法!それは『忘れるためのメモ』をとるのが1番!】で、忘れるためにメモをとりましょうとご紹介しましたが、これが出来ていないと脳のパフォーマンスが著しく落ちるために、イライラすることが多くなります。

だから、とにかくイライラした時には思いつく限り全てのことを書き出します

その書き出す時には、ノートやメモ帳などではなく、後から違う場所に貼り付けられる『付箋』を使うようにして下さい。ここがミソです。

  • 頭が痛い
  • 本を読みたい
  • Aさんに見積もりの連絡
  • 新聞を読みたい
  • 引越しの準備
  • Bさんに頼まれた物を準備
  • 息子の夜泣きがヒドイ
  • 友達と飲みに行きたい

こんな感じの殴り書きで良いので書き出します。勢い良くやるのがポイント。どんどん出てきます。

思いつく限り全てのことを書き出すと、それだけでちょっとスッキリします。逆に、このちょっとスッキリするまでは、とにかく書き出してみて下さい。

書き出したことをグループ分けする

次に書き出した内容をグループ分けします。これはこれから処理する優先順位を決めるためです。

頭の中のモヤモヤを書き出すだけであったらノートやメモ帳で十分なのですが、このグループ分けをしやすくするために『付箋』に書き出したのです。

先ほど私が書き出した内容でグループ分けをしてみると、大きく5つに分けることが出来ました。

  • 身体の不調
    • 頭が痛い
  • やりたい事(欲望)
    • 本を読みたい
    • 新聞を読みたい
    • 友達と飲みに行きたい
  • 仕事のタスク
    • Aさんに見積もりの連絡
    • Bさんに頼まれた物を準備
  • プライベートのタスク
    • 引越しの準備
  • どうにもならんこと
    • 息子の夜泣きがヒドイ

書き出したことを整理する

5つのグループに分けることができたら、後は取捨選択、優先順位付けです。

上記例でいくと、まず仕事のタスクが第一優先となり、その後にプライベートタスク、やりたい事となります。

そして、身体の不調は「今晩早く寝ること」というプライベートタスクを新たに作成して、「頭が痛い」と書き出した紙は捨ててしまいます。

どうにもならんことグループの「息子の夜泣きがヒドイ」のも、今どうにかなる問題でもないので、ここではこの紙を捨ててしまいます。捨てることがわかっていても、書き出すことで頭の中は整理されるので、とにかく書くことを心がけて下さい。

ここまでやってみると、既にイライラが治まっているってことはないですか?

私の場合は、特にやりたい事が多くなってくるとイライラするので、こうやって書き出して整理することで、これとこれをやってしまえばやりたい事が出来るんだ!ってわかって、イライラが治まります。

ここまでやってもまだイライラする場合は、まだまだ書き出してないことがあるか、おおまかに書きすぎて処理する方法が見えていない場合です。

おおまかに書きすぎと言うのは、例えば「仕事が嫌だ」とか「勉強が出来ない」などと、あまりに具体的でない場合です。

この場合には、このおおまかに書いたことを細分化する必要がありますので、この方法は次回ご紹介します。

まとめ

今回は例として8つしか書きださなかったので、特に付箋でなくてノートに書き出しても出来てしまいそうですが、それでもやはり付箋を使うことをオススメします。

その1番大きな理由としましては、ノートに書き出すと、どうしてもこの後にやるグループ分けを意識して書いてしまうからです。

書き出す時には勢い良くやるのが一つのポイントとなりますので、グループ分けを意識しながらではダメなのです。

最近では付箋にも大きいのだったり小さいのだったり、可愛かったり、貼り付ける専用だったりとかなり色んな種類が販売されていますが、私のオススメとしては100円均一で販売されている縦50mm横75mmの付箋です。下画像の付箋。

2016-05-26 09.00.50

一言書くだけならもっと小さな付箋でも良いかと思ったのですが、勢い良く書き出していくにはこのサイズが1番だと思います。

常に持ち歩くことを想定しているのであれば、少しサイズが小さくなりますが全面強粘着の付箋がオススメです。

イライラしていない時でも、自分の考えを整理したい時など、『脳内の整理』には是非付箋を使ってみて下さい。

次回は『おおまかに書いたことを細分化する』ためのメモ活用法をご紹介しますね。

今回も最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

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